*07:22JST 5日の米国市場ダイジェスト:NYダウは307ドル高、強い成長に期待
■NY株式:NYダウは307ドル高、強い成長に期待
米国株式市場は反発。
ダウ平均は307.06ドル高の38,904.04ドル、ナスダックは199.44 ポイント高の16,248.52で取引を終了した。
3月雇用統計で失業率の低下に加え、雇用の伸びが予想外に加速するなど、労働市場が依然強い証拠を受け、強い成長期待に買われ、寄り付き後、上昇。
国内の雇用や成長見通しに楽観的な見方が一段と強まり投資家心理の改善につながったほか、企業の業績改善期待を受けた買いに終日堅調に推移し、終了した。
セクター別では、小売・メディア・娯楽が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。
クレジットカード会社のアメックス(AXP)はアナリストの投資判式上げで上昇。
携帯端末のアップル(AAPL)は電気自動車(EV)とディスプレーの開発終了で600人余りの従業員削減を発表し、堅調推移。
ドーナッツチェーン運営するクリスピー・クリーム(DNUT)はファーストフード・チェーン運営のマクドナルド(MCD)との提携を「ゲームチェンジャー」と強気に転じ、アナリストが投資判断を引き上げ、上昇した。
EVメーカーのテスラ(TSLA)は、のちにマスク最高経営責任者(CEO)が否定したが、需要低迷で低価格の電気自動車(EV)開発を停止する計画との報道で、売られた。
連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事は「可能性は少ないものの、インフレ対処でFRB追加利上げを強いられる可能性もある」と、指摘した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:予想外に強い米3月雇用統計を受けて利下げ観測後退
5日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円30銭から151円75銭まで上昇し、151円63銭で引けた。
米3月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想外の伸びが拡大したほか、失業率も低下し労働市場が依然強い証拠となったほか、ダラス連銀のローガン総裁が多くが想定しているように、政策が十分に引き締まっていない可能性を懸念しており利下げを検討するのはかなり時期尚早との考えを示したほかボウマン米FRB理事も、インフレの前進が停滞した場合、利上げも辞さない構えを示したため金利上昇に伴うドル買いが強まった。
ユーロ・ドルは1.0848ドルから1.0791ドルまで下落し、1.0837ドルで引けた。
強い米雇用統計を受けたドル買い加速したのち、中東情勢緊迫化を警戒した質への逃避のドル買い後退で、下げ止まった。
ユーロ・円は、163円70銭へ下落後、164円44銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.2645ドルから1.2575ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.9071フランまで上昇後、0.8998フランまで下落した。
安全通貨としてのフラン買いが続いた。
■NY原油:強含み、一時87.63ドルまで値上り
NYMEX原油5月限終値:86.91 ↑0.32
5日のNY原油先物5月限は強含み。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+0.32ドル(+0.37%)の86.91ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは86.32ドル-87.63ドル。
ロンドン市場で86.32ドルまで下落したが、中東地域の緊張状態がすみやかに緩和される見込みは薄いため、ポジション調整的な買いが入ったようだ。
米国市場の後半にかけて87.63ドルまで上昇。
通常取引終了後の時間外取引で利食い売りが入ったことで主に86ドル台で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 37.11ドル +0.19ドル(+0.51%)
モルガン・スタンレー(MS) 92.47ドル +0.19ドル(+0.20%)
ゴールドマン・サックス(GS)408.07ドル +1.82ドル(+0.44%)
インテル(INTC) 38.71ドル -1.02ドル(-2.56%)
アップル(AAPL) 169.58ドル +0.76ドル(+0.45%)
アルファベット(GOOG) 153.94ドル +2.00ドル(+1.31%)
メタ(META) 527.34ドル +16.42ドル(+3.21%)
キャタピラー(CAT) 379.30ドル +9.51ドル(+2.57%)
アルコア(AA) 36.49ドル +0.54ドル(+1.50%)
ウォルマート(WMT) 59.85ドル +0.35ドル(+0.58%)
米国株式市場は反発。
ダウ平均は307.06ドル高の38,904.04ドル、ナスダックは199.44 ポイント高の16,248.52で取引を終了した。
3月雇用統計で失業率の低下に加え、雇用の伸びが予想外に加速するなど、労働市場が依然強い証拠を受け、強い成長期待に買われ、寄り付き後、上昇。
国内の雇用や成長見通しに楽観的な見方が一段と強まり投資家心理の改善につながったほか、企業の業績改善期待を受けた買いに終日堅調に推移し、終了した。
セクター別では、小売・メディア・娯楽が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。
クレジットカード会社のアメックス(AXP)はアナリストの投資判式上げで上昇。
携帯端末のアップル(AAPL)は電気自動車(EV)とディスプレーの開発終了で600人余りの従業員削減を発表し、堅調推移。
ドーナッツチェーン運営するクリスピー・クリーム(DNUT)はファーストフード・チェーン運営のマクドナルド(MCD)との提携を「ゲームチェンジャー」と強気に転じ、アナリストが投資判断を引き上げ、上昇した。
EVメーカーのテスラ(TSLA)は、のちにマスク最高経営責任者(CEO)が否定したが、需要低迷で低価格の電気自動車(EV)開発を停止する計画との報道で、売られた。
連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事は「可能性は少ないものの、インフレ対処でFRB追加利上げを強いられる可能性もある」と、指摘した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:予想外に強い米3月雇用統計を受けて利下げ観測後退
5日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円30銭から151円75銭まで上昇し、151円63銭で引けた。
米3月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想外の伸びが拡大したほか、失業率も低下し労働市場が依然強い証拠となったほか、ダラス連銀のローガン総裁が多くが想定しているように、政策が十分に引き締まっていない可能性を懸念しており利下げを検討するのはかなり時期尚早との考えを示したほかボウマン米FRB理事も、インフレの前進が停滞した場合、利上げも辞さない構えを示したため金利上昇に伴うドル買いが強まった。
ユーロ・ドルは1.0848ドルから1.0791ドルまで下落し、1.0837ドルで引けた。
強い米雇用統計を受けたドル買い加速したのち、中東情勢緊迫化を警戒した質への逃避のドル買い後退で、下げ止まった。
ユーロ・円は、163円70銭へ下落後、164円44銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.2645ドルから1.2575ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.9071フランまで上昇後、0.8998フランまで下落した。
安全通貨としてのフラン買いが続いた。
■NY原油:強含み、一時87.63ドルまで値上り
NYMEX原油5月限終値:86.91 ↑0.32
5日のNY原油先物5月限は強含み。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+0.32ドル(+0.37%)の86.91ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは86.32ドル-87.63ドル。
ロンドン市場で86.32ドルまで下落したが、中東地域の緊張状態がすみやかに緩和される見込みは薄いため、ポジション調整的な買いが入ったようだ。
米国市場の後半にかけて87.63ドルまで上昇。
通常取引終了後の時間外取引で利食い売りが入ったことで主に86ドル台で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 37.11ドル +0.19ドル(+0.51%)
モルガン・スタンレー(MS) 92.47ドル +0.19ドル(+0.20%)
ゴールドマン・サックス(GS)408.07ドル +1.82ドル(+0.44%)
インテル(INTC) 38.71ドル -1.02ドル(-2.56%)
アップル(AAPL) 169.58ドル +0.76ドル(+0.45%)
アルファベット(GOOG) 153.94ドル +2.00ドル(+1.31%)
メタ(META) 527.34ドル +16.42ドル(+3.21%)
キャタピラー(CAT) 379.30ドル +9.51ドル(+2.57%)
アルコア(AA) 36.49ドル +0.54ドル(+1.50%)
ウォルマート(WMT) 59.85ドル +0.35ドル(+0.58%)