*07:48JST 24日の米国市場ダイジェスト:NYダウは4ドル高、ハイテクがけん引
■NY株式:NYダウは4ドル高、ハイテクがけん引
米国株式市場は反発。
ダウ平均は4.33ドル高の39,069.59ドル、ナスダックは184.77ポイント高の16,920.80で取引を終了した。
人工知能(AI)ブームを背景としたハイテクセクターの買いが根強く相場を支援し寄り付き後、上昇。
耐久財受注や消費者信頼感指数が良好だったほか、期待インフレ率が予想を下回ったため長期金利が低下に転じたため、一段高となった。
連休を控え参加者が限られダウの上値は限定的となったが、ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)株主導で、終盤にかけて上げ幅を拡大し、過去最高値を更新。
ダウもかろうじてプラス圏を回復し終了した。
セクター別では、自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇した一方、不動産管理・開発が下落。
地中海料理のカジュアルレストランチェーンのカバ(CAVA)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。
ホカやアグなどのブランドを運営する靴メーカーのデッカーズ(DECK)は昨日引け後に発表した四半期決算で予想を上回る結果を好感した買いが続いた。
財務管理、給与などに関するソリューションを提供するワークデー(WDAY)は昨日引け後に発表した四半期決算で、弱い見通しを示し、下落。
高級電気自動車(EV)メーカーのルーシッド(LCID)は市場の減速に対処するためのコスト削減の一環として人員の約6%削減する計画を発表し、警戒感に売られた。
製薬会社のイーライ・リリー(LLY)は肥満治療薬の生産費用引き上げが警戒され、下落した。
投資家心理の恐怖心理を示すVIX指数は11.89と、12を下回る水準を維持した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米5月ミシガン大期待インフレが予想下振れ、長期金利低下でドル反落
24日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円13銭まで上昇後、156円82銭まで反落し、156円97銭で引けた。
米4月耐久財受注速報値が予想外にプラスとなりドル買いが優勢となったのち、米5月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は予想外に上方修正されたが、連邦準備制度理事会(FRB)注目の同指数の期待インフレ率確報値が予想を下回り、年内の利下げ観測が強まり長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。
神田財務官の発言を受け、介入警戒感に円売りも一段落した。
ユーロ・ドルは1.0838ドルから1.0858ドルまで上昇し、1.0846ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)のショナーベル理事が過剰に速いペースでの利下げを警告したほか、独連銀総裁が追加利下げを9月まで待つ必要があるだろうと、速過ぎる利下げペースに慎重な姿勢を示し、ユーロの買戻しが優勢となった。
ユーロ・円は、170円50銭へ上昇後、170円16銭まで反落。
ポンド・ドルは1.2720ドルから1.2751ドルまで上昇した。
英総選挙を控え中銀の利下げ先送り観測にポンド買いが優勢となった。
ドル・スイスは0.9158フランへ上昇後、0.9134フランへ反落。
■NY原油:反発、一時78.05ドルまで値上り
NYMEX原油7月限終値:77.72 ↑0.85
24日のNY原油先物7月限は反発。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+0.85ドル(+1.11%)の77.72ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは76.15ドル-78.05ドル。
ロンドン市場で76.15ドルまで売られたが、調整的な売りは一巡し、米国市場の後半にかけて78.05ドルまで反発。
供給超過の懸念は消えており、自律反発を狙った買いが増えた。
通常取引終了後の時間外取引では主に77ドル台後半で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 39.70ドル +0.53ドル(+1.35%)
モルガン・スタンレー(MS) 98.97ドル +0.05ドル(+0.05%)
ゴールドマン・サックス(GS)461.18ドル +3.03ドル(+0.66%)
インテル(INTC) 30.72ドル +0.64ドル(+2.12%)
アップル(AAPL) 189.98ドル +3.10ドル(+1.65%)
アルファベット(GOOG) 176.33ドル +1.27ドル(+0.72%)
メタ(META) 478.22ドル +12.44ドル(+2.67%)
キャタピラー(CAT) 348.90ドル -1.80ドル(-0.51%)
アルコア(AA) 41.64ドル +0.59ドル(+1.43%)
ウォルマート(WMT) 65.38ドル +0.54ドル(+0.83%)
米国株式市場は反発。
ダウ平均は4.33ドル高の39,069.59ドル、ナスダックは184.77ポイント高の16,920.80で取引を終了した。
人工知能(AI)ブームを背景としたハイテクセクターの買いが根強く相場を支援し寄り付き後、上昇。
耐久財受注や消費者信頼感指数が良好だったほか、期待インフレ率が予想を下回ったため長期金利が低下に転じたため、一段高となった。
連休を控え参加者が限られダウの上値は限定的となったが、ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)株主導で、終盤にかけて上げ幅を拡大し、過去最高値を更新。
ダウもかろうじてプラス圏を回復し終了した。
セクター別では、自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が上昇した一方、不動産管理・開発が下落。
地中海料理のカジュアルレストランチェーンのカバ(CAVA)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。
ホカやアグなどのブランドを運営する靴メーカーのデッカーズ(DECK)は昨日引け後に発表した四半期決算で予想を上回る結果を好感した買いが続いた。
財務管理、給与などに関するソリューションを提供するワークデー(WDAY)は昨日引け後に発表した四半期決算で、弱い見通しを示し、下落。
高級電気自動車(EV)メーカーのルーシッド(LCID)は市場の減速に対処するためのコスト削減の一環として人員の約6%削減する計画を発表し、警戒感に売られた。
製薬会社のイーライ・リリー(LLY)は肥満治療薬の生産費用引き上げが警戒され、下落した。
投資家心理の恐怖心理を示すVIX指数は11.89と、12を下回る水準を維持した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米5月ミシガン大期待インフレが予想下振れ、長期金利低下でドル反落
24日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円13銭まで上昇後、156円82銭まで反落し、156円97銭で引けた。
米4月耐久財受注速報値が予想外にプラスとなりドル買いが優勢となったのち、米5月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は予想外に上方修正されたが、連邦準備制度理事会(FRB)注目の同指数の期待インフレ率確報値が予想を下回り、年内の利下げ観測が強まり長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。
神田財務官の発言を受け、介入警戒感に円売りも一段落した。
ユーロ・ドルは1.0838ドルから1.0858ドルまで上昇し、1.0846ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)のショナーベル理事が過剰に速いペースでの利下げを警告したほか、独連銀総裁が追加利下げを9月まで待つ必要があるだろうと、速過ぎる利下げペースに慎重な姿勢を示し、ユーロの買戻しが優勢となった。
ユーロ・円は、170円50銭へ上昇後、170円16銭まで反落。
ポンド・ドルは1.2720ドルから1.2751ドルまで上昇した。
英総選挙を控え中銀の利下げ先送り観測にポンド買いが優勢となった。
ドル・スイスは0.9158フランへ上昇後、0.9134フランへ反落。
■NY原油:反発、一時78.05ドルまで値上り
NYMEX原油7月限終値:77.72 ↑0.85
24日のNY原油先物7月限は反発。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+0.85ドル(+1.11%)の77.72ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは76.15ドル-78.05ドル。
ロンドン市場で76.15ドルまで売られたが、調整的な売りは一巡し、米国市場の後半にかけて78.05ドルまで反発。
供給超過の懸念は消えており、自律反発を狙った買いが増えた。
通常取引終了後の時間外取引では主に77ドル台後半で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 39.70ドル +0.53ドル(+1.35%)
モルガン・スタンレー(MS) 98.97ドル +0.05ドル(+0.05%)
ゴールドマン・サックス(GS)461.18ドル +3.03ドル(+0.66%)
インテル(INTC) 30.72ドル +0.64ドル(+2.12%)
アップル(AAPL) 189.98ドル +3.10ドル(+1.65%)
アルファベット(GOOG) 176.33ドル +1.27ドル(+0.72%)
メタ(META) 478.22ドル +12.44ドル(+2.67%)
キャタピラー(CAT) 348.90ドル -1.80ドル(-0.51%)
アルコア(AA) 41.64ドル +0.59ドル(+1.43%)
ウォルマート(WMT) 65.38ドル +0.54ドル(+0.83%)