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押し目買い意欲が強くETFに絡んだ需給影響は限定的【クロージング】

発行済 2024-07-10 16:16
更新済 2024-07-10 16:30
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*16:16JST 押し目買い意欲が強くETFに絡んだ需給影響は限定的【クロージング】 10日の日経平均は続伸。
251.82円高の41831.99円(出来高概算は18億9000万株)と連日で最高値を更新して取引を終えた。
急ピッチの上昇に対する警戒感から利食い売りが先行し、寄り付き後ほどなくして41430.38円まで水準を切り下げた。
しかし、海外勢による買いが観測されるなかで先高期待感も根強く、株価水準が切り下がったところでは、押し目を拾う動きに向かわせた。
11日の米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたいとする様子見ムードが強まる場面もあったものの、日経平均型のインデックス買いが断続的に入るなか、日経平均は大引け間際に41889.16円まで上げ幅を広げた。


東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が900を超え、全体の6割近くを占めた。
セクター別では、保険、サービス、精密機器、証券商品先物など26業種が上昇。
一方、機械、不動産、卸売など7業種は下落した。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ (TYO:9983)、東エレク (TYO:8035)、リクルートHD (TYO:6098)、ソフトバンクG (TYO:9984)が堅調だった半面、レーザーテック (TYO:6920)、ダイキン (TYO:6367)、NTTデータG (TYO:9613)、三菱重 (TYO:7011)が軟化した。


短期的な過熱感が意識されるなか、半導体関連などに利食い売りが先行し、日経平均は一時150円近く下落した。
本日もETF決算に絡んだ分配金捻出のための売り需要が見込まれるなか、東証プライムの値下がり数が6割近くを占めており、TOPIX型への売りが意識されていた。
ただし、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均株価を支えた。
後場は売り需要に絡んだ動きからこう着感が強まるとみていたが、東エレクが後場に入り強含みの展開になるなど、日経平均型の買いによって、上へのバイアスが強まった。


日経平均は連日で史上最高値を更新している。
ETF決算に絡んだ売り需要が警戒されていたが、TOPIXの相対的な弱さは目立ったものの、日経平均を押し下げる動きにはならなかった。
反対に連日の高値更新によって買い遅れているファンドによる資金流入が加速しているほか、週末のオプションSQを控えていることもあり、ヘッジ対応の動きも活発化しているようだ。
なお、本日は米国でパウエルFRB議長の議会証言が予定されているが、前日と発言内容に大きな変化はないと考えられる。


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