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前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクグループ株の動向に注目、日経平均の重石になるか

発行済 2016-01-20 08:31
更新済 2016-01-20 08:33
前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクグループ株の動向に注目、日経平均の重石になるか
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20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:ソフトバンクグループ株の動向に注目、日経平均の重石になるか ■外資系証券の注文動向:差し引き260万株の売り越し ■前場の注目材料:KDDI (T:9433)電力参入、通信・決済セット提供 ■ソフトバンクグループ株の動向に注目、日経平均の重石になるか 20日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうである。
19日の米国市場は、中国の追加緩和策への期待から、アジアや欧州株が全面高となったことが好感されて買いが先行。
しかし、原油先物価格が一時3%安となるなど、原油安が重石となり、高安まちまちの展開だった。
シカゴ日経225先物は一時17285円まで上げ幅を拡大する場面もあったが、結局清算値は大阪比30円安の17030円だった。
この流れを受けて、日経平均は17000円を挟んでの攻防になろう。
NYダウ先物は前日夕の時点で大幅に上昇していたこともあり、ややハシゴを外された格好である。
引き続き、中国市場の動向のほか、原油先物価格を睨みながらの相場展開が続くことになろう。
また、米国では決算が本格化する中、IBMが時間外で下げており、これが重石になろう。
その他、ソフトバンクグ (T:9984)が昨日、約2年7ヶ月ぶりに一時5000円を下回った。
いったんは自律反発も意識されようが、信用倍率は10倍台に上昇するなど、取り組みが悪化傾向にある。
仕掛け的な売りが出やすく、これが日経平均の重石になることも考えられよう。
物色は中小型株を中心に決算など個別材料のほか、フィンテック、民泊、自動運転などのテーマ株の循環物色となろう。
また、中国は25年ぶりの低成長となるなか、追加の緩和期待が高まっており、鉄鋼、機械辺りには自律反発も意識されやすい。
「一億総活躍社会」の実現に向けた対策などを盛り込んだ、補正予算が成立する。
TPP対策など政策に関連した物色も意識されやすい。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き260万株の売り越し 朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り890万株、買い630万株、差し引き260万株の売り越しとの観測。
なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
1月13日(水):630万株の売り越し 1月14日(木):80万株の買い越し 1月15日(金):140万株の売り越し 1月18日(月):460万株の売り越し 1月19日(火):590万株の売り越し ■前場の注目材料 ・NY原油(28.46、-0.96)、NYダウ(16016.02、+27.94) ・バンカメ、10-12月期は増収増益、モルガンSは黒字回復 ・IBMが時間外で下落、10-12月減収減益 ・KDDI (T:9433)電力参入、通信・決済セット提供 ☆前場のイベントスケジュール ・月例経済報告に関する関係閣僚会議、終了後1月月例経済報告 <海外> ・特になし <SY>

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