👁 プロのようにAIの力による知見で値上がり株を特定しましょう。サイバーマンデーセールはもうすぐ終了!特別セールを請求する

ユーロ週間見通し:弱含みか、域内経済の減速懸念や日銀正常化方針で

発行済 2024-09-14 14:15
更新済 2024-09-14 14:30
© Reuters.
EUR/USD
-
USD/JPY
-
EUR/JPY
-
*14:15JST ユーロ週間見通し:弱含みか、域内経済の減速懸念や日銀正常化方針で ■下げ渋り、9月米大幅利下げの可能性残る

今週のユーロ・ドルは下げ渋り。
欧州中央銀行(ECB)による追加利下げを想定してユーロ売り・米ドル買いが一時優勢となったが、9月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で大幅利下げが決定される可能性はあることから、リスク回避的なユーロ売り・米ドル買いは縮小。
ユーロ・ドルは1.10を維持した。
取引レンジ:1.1002ドル-1.1102ドル。


■もみ合いか、欧米中銀の政策方針にらみ売買交錯も

来週のユーロ・ドルはもみ合いか。
欧州中央銀行(ECB)は9月12日の理事会で予想通り追加利下げを決定。
今後はデータ次第とし早急な金融緩和に慎重姿勢を示しており、ユーロ売りは抑制されそうだ。
一方、17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利引き下げが見込まれるが、利下げ幅が0.25ptにとどまった場合、ユーロ買い・米ドル売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。


予想レンジ:1.0950ドル-1.1200ドル

■下落、米ドル安円高の進行を受けてリスク回避の円買い拡大

今週のユーロ・円は下落。
日米金利差の縮小予想が広がり、リスク回避的な米ドル売り円買いが拡大したことが要因。
原油先物の下落も円買い材料となった。
この影響でユーロ・円の取引でも円買いが強まり、一時155円台半ば近辺までユーロ安円高が進行した。
取引レンジ:155円46銭-158円73銭。


■弱含みか、域内経済の減速懸念や日銀正常化方針で

来週のユーロ・円は弱含みか。
欧州中央銀行(ECB)理事会は9月12日に追加利下げを決定したが、今後の対応についてはデータ次第。
ただ、ユーロ圏経済の減速懸念が根強いため、新たなユーロ買い材料が提供されない場合、ユーロは伸び悩む可能性がある。
また、日本銀行は今回の政策決定会合で金融政策の現状維持を決める見込みだが、金融正常化の方針を堅持していくことも対円でユーロを下押しする一因となりそうだ。


○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・16日(月):7月貿易収支

予想レンジ:154円00銭-157円50銭


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます