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キトー---16.3期は2ケタの増収増益、中国・アジアの減速を日本・北米事業がカバー

発行済 2016-05-18 14:55
更新済 2016-05-18 15:00
キトー---16.3期は2ケタの増収増益、中国・アジアの減速を日本・北米事業がカバー
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キトー (T:6409)は13日、2016年3月期決算を発表。
売上高が前期比11.7%増の558.21億円、営業利益が同53.8%増の52.21億円、経常利益が同33.7%増の45.76億円、当期純利益が同23.2%増の24.97億円だった。
同社は所在地別セグメント区分で事業展開しており、日本の売上高が前期比3.7%増の254.15億円、営業利益が同16.8%増の55.21億円。
米州の売上高が同27.3%増の279.65億円、営業利益が同50.7%増の11.21億円。
中国の売上高が同7.5%減の78.70億円、営業利益が同3.7%増の8.67億円。
アジアの売上高が同5.6%減の51.66億円、営業利益が0.61億円(前期は3.74億円の損失)。
欧州の売上高が同0.3%減の16.86億円、営業利益が同239.7%増の0.31億円だった。
日本は民間の設備投資需要を受けて、電動品やクレーンなどの受注が堅調に推移。
利益面では、工場での生産性向上が寄与した。
米州では、買収したPeerless社が通年で連結業績に寄与したことから大幅増収となった。
中国は、経済減速を受けて需要は低調だったが、コスト削減による利益改善の効果もあり増益だった。
アジアは、クレーン案件の収益性改善やタイでの生産拠点の集約を図ったことなどが寄与し、営業黒字転換となった。
2017年3月期通期については、売上高が前期比5.1%減の530.00億円、営業利益が同17.7%減の43.00億円、経常利益が同12.6%減の40.00億円、当期純利益が同3.9%減の24.00億円を見込んでいる。

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