*16:44JST ファーストリテの急落が重荷【クロージング】
10日の日経平均は3日続落。
414.69円安の39190.40円(出来高概算17億3000万株)と心理的な節目の39500円を下回って取引を終えた。
前日発表されたファーストリテ (TYO:9983)の2024年9-11月期の営業利益が市場予想を下回り、同社株が一時8%近く急落したことが響いた。
前場中盤に向けて下げ幅を広げ、39166.05円まで下げる場面もみられた。
ただ、連日の下落で自律反発を狙った買いが入り後場終盤に向けて39331.52円まで値を戻す場面もあった。
しかし、米国で10日に発表される昨年12月の雇用統計を前に次第に様子見ムードが強まり、39200円前後と日中の安値圏での推移となった。
東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1100を超え、全体の7割近くを占めた。
セクター別では、その他製品、金属製品、精密機器、水産農林の4業種が上昇。
一方、海運、輸送用機器、医薬品、保険、銀行など29業種が下落した。
指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス (TYO:6857)、7&iHD (TYO:3382)、HOYA (TYO:7741)、NTTデータ (TYO:9613)が堅調だった半面、ファーストリテ、TDK (TYO:6762)、KDDI (TYO:9433)、中外薬 (TYO:4519)、リクルートHD (TYO:6098)が軟調だった。
前日の米国市場は、カーター元大統領の国葬で休場だったため、買い見送りムードが強まった。
また、国内小売企業の決算発表が本格するなか、ファーストリテの急落が投資マインドを悪化させ、ファーストリテ1銘柄で日経平均を300円超押し下げる要因となった。
米雇用統計の発表を控えていることも買い手控えムードにつながり、日経平均の下げ幅は400円を超えた。
日経平均は下げ幅を縮める場面もあったものの、東京市場は3連休を控えていることも手掛けづらくさせた。
本日は昨年7月11日に最高値(42224.02円)の信用期日を迎えるだけに、来週以降、需給関係は改善していくことが予想される。
今後本格化する国内主要テック企業の決算で業績の好調さを確認することができれば、出直りのきっかけになる可能性があり、目先は押し目買いスタンスで臨みたいところだ。
414.69円安の39190.40円(出来高概算17億3000万株)と心理的な節目の39500円を下回って取引を終えた。
前日発表されたファーストリテ (TYO:9983)の2024年9-11月期の営業利益が市場予想を下回り、同社株が一時8%近く急落したことが響いた。
前場中盤に向けて下げ幅を広げ、39166.05円まで下げる場面もみられた。
ただ、連日の下落で自律反発を狙った買いが入り後場終盤に向けて39331.52円まで値を戻す場面もあった。
しかし、米国で10日に発表される昨年12月の雇用統計を前に次第に様子見ムードが強まり、39200円前後と日中の安値圏での推移となった。
東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1100を超え、全体の7割近くを占めた。
セクター別では、その他製品、金属製品、精密機器、水産農林の4業種が上昇。
一方、海運、輸送用機器、医薬品、保険、銀行など29業種が下落した。
指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス (TYO:6857)、7&iHD (TYO:3382)、HOYA (TYO:7741)、NTTデータ (TYO:9613)が堅調だった半面、ファーストリテ、TDK (TYO:6762)、KDDI (TYO:9433)、中外薬 (TYO:4519)、リクルートHD (TYO:6098)が軟調だった。
前日の米国市場は、カーター元大統領の国葬で休場だったため、買い見送りムードが強まった。
また、国内小売企業の決算発表が本格するなか、ファーストリテの急落が投資マインドを悪化させ、ファーストリテ1銘柄で日経平均を300円超押し下げる要因となった。
米雇用統計の発表を控えていることも買い手控えムードにつながり、日経平均の下げ幅は400円を超えた。
日経平均は下げ幅を縮める場面もあったものの、東京市場は3連休を控えていることも手掛けづらくさせた。
本日は昨年7月11日に最高値(42224.02円)の信用期日を迎えるだけに、来週以降、需給関係は改善していくことが予想される。
今後本格化する国内主要テック企業の決算で業績の好調さを確認することができれば、出直りのきっかけになる可能性があり、目先は押し目買いスタンスで臨みたいところだ。