*08:33JST 15日の米国市場ダイジェスト:NYダウは703ドル高、CPIや銀行の好決算を好感
■NY株式:NYダウは703ドル高、CPIや銀行の好決算を好感
米国株式市場は上昇。
ダウ平均は703.27ドル高の43,221.55ドル、ナスダックは466.84ポイント高の19,511.23で取引を終了した。
寄り付き前に発表された主要銀行の強い決算を好感した買いや、12月消費者物価指数(CPI)のコア指数が予想外に鈍化し年内の利下げ期待が広がり、買戻しが加速し、寄り付き後、上昇。
長期金利の低下でハイテクも買い戻され、株式相場は終日堅調に推移した。
終盤にかけ、イスラエルとハマスが停戦で合意との報道で中東情勢の改善期待を受けた買いも強まり、一段高となり、終了。
セクター別では、自動車・自動車部品や銀行が上昇した一方で、食品・飲料・タバコが小幅安。
銀行のJPモルガン(JPM)は10-12月期決算でトレーディング収入が過去最高を記録するなど好調で年間利益が500億ドルを突破したことを発表し、上昇。
同業のシティ(C)も富裕層向け、個人向け銀行業務、サービスで通年の収入が過去最高を記録し、上昇した。
金融のゴールドマンサックス(GS)は10-12月期決算で大統領選挙絡みの価格の乱高下でトレーディングが好調で利益倍増となり、上昇。
独立系エネルギー会社のデボン・エナジー(DVN)はアナリストの投資判断・目標株価引き上げで上昇。
格安航空会社のフロンティア・グループ(ULCC)は一部のフライトで慢性的な運航の遅れが見られると運輸省が同社に罰金を命じたことが嫌気され、下落した。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は低下し、15.96と7日以来の低水準となった。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米12月コアCPIの伸び率鈍化でドル続落
15日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円08銭から155円95銭まで下落し、156円48銭で引けた。
日銀総裁の発言を受け追加利上げ観測に円買いが優勢となったほか、米12月消費者物価指数(CPI)のコア指数が予想外に鈍化し、年内の利下げ観測が強まり長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。
その後、米地区連銀経済報告(ベージュブック)で全米の経済活動の拡大や物価の上昇継続が明らかになりドル売りが後退、株高に連れたリスク選好の円売りが下支えとなった。
ユーロ・ドルは1.0354ドルへ上昇後、1.0260ドルまで下落し、1.0290ドルで引けた。
24年のドイツの国内総生産(GDP)が2年連続のマイナス成長となり欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測にユーロ売りが強まった。
ユーロ・円は161円91銭から160円80銭まで下落。
日欧金利差縮小観測にユーロ売り、円買いが強まった。
ポンド・ドルは1.2306ドルまで上昇後、1.2192ドルまで下落した。
英国の12月CPIも予想外に3カ月ぶり鈍化したため英中銀の来月会合での利下げ観測が強まりポンド売りに拍車がかかった。
ドル・スイスは0.9084フランまで下落後、0.9146フランまで上昇した。
■NY原油:大幅反発で80.04ドル、節目の80ドルを上回る
NY原油先物2月限は大幅反発(NYMEX原油2月限終値:80.04 ↑2.54)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+2.54ドル(+3.28%)の80.04ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは77.24ドル-80.77ドル。
国際エネルギー機関(IEA)は15日に発表した月報で、「米国がロシアの海上石油輸出の5分の1以上を占めるタンカーを制裁対象としたことは、ロシアのエネルギー輸出に大きな混乱をもたらす可能性がある」と指摘したことが要因。
原油在庫の減少も意識されたようだ。
通常取引終了後の時間外取引で80.77ドルまで一段高となった。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 47.10ドル +1.32ドル(+2.88%)
モルガン・スタンレー(MS) 130.55ドル +5.93ドル(+4.75%)
ゴールドマン・サックス(GS)605.92ドル +34.39ドル(+6.01%)
インテル(INTC) 19.72ドル +0.52ドル(+2.70%)
アルファベット(GOOG) 196.98ドル +5.93ドル(+3.10%)
メタ(META) 617.12ドル +22.87ドル(+3.84%)
キャタピラー(CAT) 374.89ドル +3.32ドル(+0.89%)
アルコア(AA) 38.19ドル +1.31ドル(+3.55%)
ウォルマート(WMT) 91.34ドル +0.55ドル(+0.60%)
米国株式市場は上昇。
ダウ平均は703.27ドル高の43,221.55ドル、ナスダックは466.84ポイント高の19,511.23で取引を終了した。
寄り付き前に発表された主要銀行の強い決算を好感した買いや、12月消費者物価指数(CPI)のコア指数が予想外に鈍化し年内の利下げ期待が広がり、買戻しが加速し、寄り付き後、上昇。
長期金利の低下でハイテクも買い戻され、株式相場は終日堅調に推移した。
終盤にかけ、イスラエルとハマスが停戦で合意との報道で中東情勢の改善期待を受けた買いも強まり、一段高となり、終了。
セクター別では、自動車・自動車部品や銀行が上昇した一方で、食品・飲料・タバコが小幅安。
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銀行のJPモルガン(JPM)は10-12月期決算でトレーディング収入が過去最高を記録するなど好調で年間利益が500億ドルを突破したことを発表し、上昇。
同業のシティ(C)も富裕層向け、個人向け銀行業務、サービスで通年の収入が過去最高を記録し、上昇した。
金融のゴールドマンサックス(GS)は10-12月期決算で大統領選挙絡みの価格の乱高下でトレーディングが好調で利益倍増となり、上昇。
独立系エネルギー会社のデボン・エナジー(DVN)はアナリストの投資判断・目標株価引き上げで上昇。
格安航空会社のフロンティア・グループ(ULCC)は一部のフライトで慢性的な運航の遅れが見られると運輸省が同社に罰金を命じたことが嫌気され、下落した。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は低下し、15.96と7日以来の低水準となった。
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■NY為替:米12月コアCPIの伸び率鈍化でドル続落
15日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円08銭から155円95銭まで下落し、156円48銭で引けた。
日銀総裁の発言を受け追加利上げ観測に円買いが優勢となったほか、米12月消費者物価指数(CPI)のコア指数が予想外に鈍化し、年内の利下げ観測が強まり長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。
その後、米地区連銀経済報告(ベージュブック)で全米の経済活動の拡大や物価の上昇継続が明らかになりドル売りが後退、株高に連れたリスク選好の円売りが下支えとなった。
ユーロ・ドルは1.0354ドルへ上昇後、1.0260ドルまで下落し、1.0290ドルで引けた。
24年のドイツの国内総生産(GDP)が2年連続のマイナス成長となり欧州中央銀行(ECB)の利下げ観測にユーロ売りが強まった。
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ユーロ・円は161円91銭から160円80銭まで下落。
日欧金利差縮小観測にユーロ売り、円買いが強まった。
ポンド・ドルは1.2306ドルまで上昇後、1.2192ドルまで下落した。
英国の12月CPIも予想外に3カ月ぶり鈍化したため英中銀の来月会合での利下げ観測が強まりポンド売りに拍車がかかった。
ドル・スイスは0.9084フランまで下落後、0.9146フランまで上昇した。
■NY原油:大幅反発で80.04ドル、節目の80ドルを上回る
NY原油先物2月限は大幅反発(NYMEX原油2月限終値:80.04 ↑2.54)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+2.54ドル(+3.28%)の80.04ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは77.24ドル-80.77ドル。
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国際エネルギー機関(IEA)は15日に発表した月報で、「米国がロシアの海上石油輸出の5分の1以上を占めるタンカーを制裁対象としたことは、ロシアのエネルギー輸出に大きな混乱をもたらす可能性がある」と指摘したことが要因。
原油在庫の減少も意識されたようだ。
通常取引終了後の時間外取引で80.77ドルまで一段高となった。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 47.10ドル +1.32ドル(+2.88%)
モルガン・スタンレー(MS) 130.55ドル +5.93ドル(+4.75%)
ゴールドマン・サックス(GS)605.92ドル +34.39ドル(+6.01%)
インテル(INTC) 19.72ドル +0.52ドル(+2.70%)
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アップル(AAPL) 237.87ドル +4.59ドル(+1.96%)アルファベット(GOOG) 196.98ドル +5.93ドル(+3.10%)
メタ(META) 617.12ドル +22.87ドル(+3.84%)
キャタピラー(CAT) 374.89ドル +3.32ドル(+0.89%)
アルコア(AA) 38.19ドル +1.31ドル(+3.55%)
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