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今日の為替市場ポイント:東京市場休場で主要通貨の為替取引は動意薄か

発行済 2019-01-14 07:42
更新済 2019-01-14 08:00
今日の為替市場ポイント:東京市場休場で主要通貨の為替取引は動意薄か
11日のドル・円相場は、東京市場では108円47銭から108円23銭まで下落。
欧米市場でドルは108円15銭まで下げた後に108円60銭まで反発し、108円53銭で取引を終えた。



本日14日のドル・円は、108円台で推移か。
東京市場は休場のため、ドル・円を含めた主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続くとみられる。



先週9日に公表されたFOMC議事要旨(12月18−19日開催分)によると、FOMCメンバーの多くは米国経済に一定以上の影響を及ぼす可能性がある世界経済の減速(成長鈍化のリスク)を巡って、より多くの情報を入手し、今後の情勢を見極めようとしていることが明らかとなった。
多くのメンバーは「政策のさらなる引き締め(追加利上げ)に辛抱強くなれる余地がある(利上げを急がない)」との見解を示していたようだ。



また、FOMC議事要旨によると、バランスシート縮小計画についても、米連邦準備制度理事会(FRB)の保有資産を予定より高水準に維持する案などについて議論されている。
バランスシートの縮小を従来のペースで進めた場合、フェデラル・ファンド(FF)金利の実効レートが誘導目標水準(2.25%−2.50%)を上回る可能性があることから、FRBは技術的な調整を施しているが、こうした調整は金融政策の修正や変更と見做される可能性があるため、今月29−30日開催のFOMC会合では利上げ継続の是非やバランスシート縮小計画の再点検などについて議論される可能性はかなり高いと予想される。


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