(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 11188.72(+64.10)
前営業日終値 11124.62(+ 6.13)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 2533.52(+28.68)
前営業日終値 2504.84(‐ 2.57)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1193.57(+9.19)
前営業日終値 1184.38(+1.12)
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[ニューヨーク 2日 ロイター] 2日の米株式市場は上昇して終了した。この日投
票が行われている米中間選挙と、3日まで行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)会
合が企業運営に好ましい結果をもたらすとの期待から、買いが優勢となった。
ただ市場ではこの先、株価は下落するとの見方も出ている。キー・プライベート銀行の
首席投資ストラテジスト、ブルース・マケイン氏は「明日の取引で大きく売り込まれたと
しても特に驚くべきことではない」と述べた。
ダウ工業株30種<.DJI>終値は64.10ドル(0.58%)高の11188.72ド
ル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は28.68ポイント(1.14%)高の2533.52。
S&P総合500種<.SPX>は9.19ポイント(0.78%)高の1193.57。
中間選挙では、ほとんどの世論調査でオバマ大統領率いる民主党は上院でかろうじて過
半数を維持するものの、下院では共和党が過半数を奪還するとの結果が示されている。
上下両院の多数派政党が異なる「ねじれ」議会となった場合、法案の通過が困難になる
ことで、企業運営における先行き不透明性が低下するため、一般的に株式市場にはプラス
材料になると考えられている。しかしキー・プライベート銀行のマケイン氏は、共和党が
上院でも過半数を獲得する可能性は低いものの、実現した場合は3日の取引で株価は大き
く上昇する可能性があるとの見方を示した。
FOMCでは、FRBは少なくとも5000億ドルの国債買い入れによる追加量的緩和
策を決定するとみられている。前出のマケイン氏は「中間選挙の結果が予想を大きく外れ
ない限り、量的緩和策についてはさまざまな憶測が出ていたため、市場の注目はすぐにF
OMCに移るとみている」と述べた。
マスターカード
れた。ケロッグ
気された。