■日銀金融政策現状維持で対円レートは大幅下落
先々週・先週のポンド・円は大幅安となった。
日本銀行が4月27-28日開催の金融政策決定会合で大方の予想に反して追加緩和を見送ったことが要因。
英国の欧州連合(EU)離脱に対する警戒感が消えていないことや英利上げ時期は2017年以降になるとの思惑が広がっていることもポンド相場の反発を抑える一因となった。
取引レンジ:153円65銭-162円82銭。
■早期利上げ期待後退でやや弱含みか 今週のポンド・円はやや弱含みか。
11-12日開催の英中銀金融政策委員会(MPC)でも早期利上げに対する期待が高まらず、ポンドの上値は重くなりそうだ。
日本政府が円高進行に対して介入実施の可能性を示唆したことで円買い圧力は多少弱まっているが、為替介入がただちに実施されることはないとみられている。
介入期待が後退した場合は円買いが再び強まる可能性がある。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント ・10日:3月商品貿易収支(2月:-119.64億ポンド) ・11日:3月鉱工業生産(2月:前月比-0.3%) ・12日:英中央銀行が金融政策発表(現状維持の予想) 予想レンジ:152円00銭-156円00銭
日本銀行が4月27-28日開催の金融政策決定会合で大方の予想に反して追加緩和を見送ったことが要因。
英国の欧州連合(EU)離脱に対する警戒感が消えていないことや英利上げ時期は2017年以降になるとの思惑が広がっていることもポンド相場の反発を抑える一因となった。
取引レンジ:153円65銭-162円82銭。
■早期利上げ期待後退でやや弱含みか 今週のポンド・円はやや弱含みか。
11-12日開催の英中銀金融政策委員会(MPC)でも早期利上げに対する期待が高まらず、ポンドの上値は重くなりそうだ。
日本政府が円高進行に対して介入実施の可能性を示唆したことで円買い圧力は多少弱まっているが、為替介入がただちに実施されることはないとみられている。
介入期待が後退した場合は円買いが再び強まる可能性がある。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント ・10日:3月商品貿易収支(2月:-119.64億ポンド) ・11日:3月鉱工業生産(2月:前月比-0.3%) ・12日:英中央銀行が金融政策発表(現状維持の予想) 予想レンジ:152円00銭-156円00銭