バイオベンチャーのカイオム・バイオサイエンス {{|0:}}は12日、2015年12月期の通期決算を発表した。
連結業績は、売上高が2.80億円、営業損益が12.69億円の赤字(前期は8.20億円の赤字)、経常損益が12.53億円の赤字(同8.37億円の赤字)、純損益が12.82億円の赤字(同8.85億円の赤字)となった(前期が変則決算のため前期比なし)。
従来予想比では売上高で0.25億円の増加、各損益で1.42億円~1.55億円の改善となっている。
売上面では、2015年7月に吸収合併したリブテックのヤクルト本社 (T:2267)との契約終了に伴う精算手続きが完了したことに加えて、新規抗体作製の受託ビジネスが順調に進んだ。
損益面では、販管費を圧縮したほか、ヤクルト本社からの受取清算金を営業外収益に計上したことが改善要因となった。
次期から創薬事業と創薬支援事業の2セグメントに変更する。
次期に向けては、創薬事業では、開発効率が高いPOC(Proof of Concept:疾患との関連性が臨床あるいは前臨床で科学的に強く示唆されている状況)が確立している抗原に対する抗体を作製し、実績を積み重ねる。
また、LIV-1205 のライセンス契約移行、既存パイプラインの早期導出を狙う。
創薬支援事業では、中外製薬 (T:4519)グループや富士レビオ(みらかHD (T:4544)の傘下)とのビジネスを中心に新規契約獲得に伴う収益計上を見込む。
2016年12月期の業績予想は、創薬事業で業績予想の算定が困難なため全社業績予想は非開示としている。
創薬支援事業での売上高は2.27億円を見込む。
また、決算発表と同時に希望退職者11名の募集を発表しており、想定どおりの応募があった場合は特別損失として0.43億円を見込む。
同社は、国立研究開発法人理化学研究所(理研)発の創薬基盤技術型バイオベンチャー。
独自の創薬基盤技術「ADLib(R)システム」を核とした抗体医薬品の研究開発支援や研究開発等を展開する。
同システムの特徴は、従来の抗体作製技術と比較して「多様性」「迅速性」「困難抗原への対応」に優れていることにあり、従来方式では作製が困難な抗体を中心に研究開発を進めている。
連結業績は、売上高が2.80億円、営業損益が12.69億円の赤字(前期は8.20億円の赤字)、経常損益が12.53億円の赤字(同8.37億円の赤字)、純損益が12.82億円の赤字(同8.85億円の赤字)となった(前期が変則決算のため前期比なし)。
従来予想比では売上高で0.25億円の増加、各損益で1.42億円~1.55億円の改善となっている。
売上面では、2015年7月に吸収合併したリブテックのヤクルト本社 (T:2267)との契約終了に伴う精算手続きが完了したことに加えて、新規抗体作製の受託ビジネスが順調に進んだ。
損益面では、販管費を圧縮したほか、ヤクルト本社からの受取清算金を営業外収益に計上したことが改善要因となった。
次期から創薬事業と創薬支援事業の2セグメントに変更する。
次期に向けては、創薬事業では、開発効率が高いPOC(Proof of Concept:疾患との関連性が臨床あるいは前臨床で科学的に強く示唆されている状況)が確立している抗原に対する抗体を作製し、実績を積み重ねる。
また、LIV-1205 のライセンス契約移行、既存パイプラインの早期導出を狙う。
創薬支援事業では、中外製薬 (T:4519)グループや富士レビオ(みらかHD (T:4544)の傘下)とのビジネスを中心に新規契約獲得に伴う収益計上を見込む。
2016年12月期の業績予想は、創薬事業で業績予想の算定が困難なため全社業績予想は非開示としている。
創薬支援事業での売上高は2.27億円を見込む。
また、決算発表と同時に希望退職者11名の募集を発表しており、想定どおりの応募があった場合は特別損失として0.43億円を見込む。
同社は、国立研究開発法人理化学研究所(理研)発の創薬基盤技術型バイオベンチャー。
独自の創薬基盤技術「ADLib(R)システム」を核とした抗体医薬品の研究開発支援や研究開発等を展開する。
同システムの特徴は、従来の抗体作製技術と比較して「多様性」「迅速性」「困難抗原への対応」に優れていることにあり、従来方式では作製が困難な抗体を中心に研究開発を進めている。