(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5260.31(‐42.68)
前営業日終値 5302.99(‐32.11)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 5631.37(‐63.95)
前営業日終値 5695.32(‐51.65)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3781.85(‐38.93)
前営業日終値 3820.78(‐41.38)
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<ロンドン株式市場> 4営業日続落。不透明な需要見通しをめぐる懸念が根強く、鉱
山・エネルギー株が売られた。
エネルギー株がこの日の下落分の大半を占めた。原油価格は75ドルを下回って推移。
中国の金融引き締めの可能性をめぐる懸念が広がっている。
ケアン・エナジー
グループ
レッドメイン・ベントレーの投資マネジャー、ティム・ホワイトヘッド氏は「利上げを
行うかなど中国当局が景気過熱にどう対処していくかを決定するまで、市場の動向を見定
めることは困難だ。中国が経済成長を抑制する方向に動けば、原料の需要後退は必至で、
鉱山・石油株は売られるだろう」と述べた。
金属相場はまちまちとなったものの、鉱山株のユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ
BHPビリトン
欧州連合(EU)規制当局は、BHPビリトンとリオ・ティントが計画している鉄鉱石
生産の合弁事業について、反トラスト法に違反していないか調査を開始した。
半面、銀行株は前週の下げから戻した。
バークレイズ
イヤル・バンク・オブ・スコットランド
英FTSE350銀行株指数<.FTNMX8350>は前週、週足で前年5月以来の大幅な下げを
記録した。
ただ、銀行株の上げは一時的なものとの見方もある。
ブルーイン・ドルフィンのストラテジスト、マイク・レンホフ氏は、オバマ米大統領の
金融規制案について「修正される可能性はあるが、大統領が目指していることは全般的に、
銀行株や市場全体をしばらく圧迫するだろう」と指摘した。
<欧州株式市場> 4営業日続落。医薬品株の売りが目立った。米中古住宅販売統計が
弱い内容となり、景気回復に疑いを投げかける向きが増えた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は6.30ポイント(0.61%)安
の1018.65と、2009年12月18日以来の安値で引けた。この4営業日で同指
数は4.7%下落した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は29.50ポイント(1.04%)安
の2807.30。
医薬品株では、26日に業績発表を控えるノバルティス
・スミスクライン
リーガル・アンド・ゼネラル・インベストメント・マネジメントの株式ストラテジスト
、ジョージナ・テイラー氏は「経済指標や決算から(景気回復は)完全には確認されてい
ない」と指摘。オバマ米大統領の政策やギリシャ・中国をめぐる状況など複数の要因で相
場は軟調となったとし「しばらくはこのような動向が続く」との見方を示した。
12月の米中古住宅販売戸数は前月比で過去最大の減少率となった。ただ、住宅価格
(中央値)は2007年8月以来初めて前年比で上昇した。
銀行株は上げ下げまちまち。序盤には一時買いが優勢となる場面もあった。
ギリシャの銀行株が上昇。アナリストによると、ギリシャの5年物ベンチマーク債にお
う盛な需要が見られたことで、貸し手の資金調達コスト低下につながるとの見方が広がっ
た。
ギリシャ・ナショナルバンク
ンク
ギリシャの投資会社マーフィン・インベストメント・グループ
値上がりした。
一方、サンタンデール
ぞれ下落した。
エネルギー株も軟調だった。BP
オランダの総合電気フィリップス・エレクトロニクス
半期決算が予想を上回る増益となった。
スウェーデンの大手通信機器メーカー、エリクソン
半期決算の売上高が市場予想に届かなかった。
[東京 26日 ロイター]