1418GMT 18日
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
19日終値 前営業日終値
株 FT100 5267.70(‐74.43) 5342.13
クセトラDAX 5702.18(‐85.43) 5787.61
金 現物午後値決め 1135.50 1149.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 99.265 ( 0.00) 0.447(0.441)
独連邦債2年物 1.308(1.316)
独連邦債10年物(12月限) 122.42 (+0.18) 3.266(3.283)
独連邦債30年物 3.948(3.975)
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<為替> ドルと円が上昇。株式や商品(コモディティ)相場の値下がりで投資家のリ
スク選好が後退した。
ユーロは対円
ル
<株式> ロンドン株式市場は続落。軟調な商品相場が鉱山・エネルギー株を押し下
げ、リスク選好の低下から銀行株が売られた。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は下落率は3週間ぶり大きさとなった。
需要見通しが悪化するなか金属価格がドル上昇で圧迫され、鉱山株に売りが出た。ユー
ラシアン・ナチュラル・リソーシズ
リソーシズ
バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチは半導体セクターの2010年の成長見通しを
21%から18%に引き下げた。これを受けて相場は一段安となった。
銀行セクターも全般的に軟調だった。HSBC
ンク・オブ・スコットランド(RBS)
ロイズ・バンキング・グループ
に実施する資産売却を欧州連合(EU)当局が承認したとの前日のニュースが手がかりと
なった。
原油価格の下落に伴いエネルギー株も売り優勢となった。ロイヤル・ダッチ・シェル
1.7%安。
欧州株式市場は続落し、終値としては1週間ぶり安値をつけた。アナリストが示した半
導体セクターに関する弱気な見通しを受けてハイテク株が売られたほか、軟調な商品(コ
モディティー)相場が原油・鉱山株を圧迫した。
金融株も全面安。クレディ・アグリコル
ツ銀行
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は16.45ポイント(1.60%)
安の1010.71。終値ベースでは10日以来の安値。1日としては3週間ぶりの大幅
な下げ率となった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は48.24ポイント(1.66%)安
の2860.29。
リスク選好が後退するなか、DAX・NEWボラティリティ指数<.V1XI>は3.3%上
昇した。
この日発表の米経済指標は強弱まちまち。11月14日終了週の新規失業保険週間申請
件数は50万5000件で、前週(修正)から変わらず。市場予想とも一致した。
10月の景気先行指数は、前月比プラス0.3%103.8と約2年ぶり高水準となっ
たものの、市場予想は下回った。
11月の米フィラデルフィア造業業況指数は07年6月以来の高水準となり、市場予想
を上回った。
米バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチが2010年の世界半導体業界の成長見通し
を引き下げたことを受け、ハイテク株が売られた。
インフィニオン
インフィニオンのバウアー最高経営責任者(CEO)が、現在の景気回復において持続
的な利益を計上していくために、同社は利益率を10%を大きく上回る水準まで引き上げ
る必要がある、との見方を示したことも嫌気された。
ドルが買い戻されるなか原油
品株も連れ安となった。
鉱山株ではBHPビリトン
・リソーシズ
石油株ではBP
イドロ
<ユーロ圏債券> 反発。独連邦債先物は5週間超ぶりの高値をつけた。欧米の株式市
場が軟調となったことを受け、比較的リスクが低い国債に資金を移す動きが見られた。
リスク選好の後退を背景にギリシャとアイルランドの国債はアンダーパフォームした。
財政の健全性をめぐる懸念が高まっているギリシャの国債保証コストは引き続き上昇し
た。
ロイターのデータによると、10年物のギリシャ国債と独連邦債の利回り格差は、前日
終盤から10ベーシスポイント(bp)以上拡大し172bp超と、7月以来の高水準と
なった。前週比では30bp超拡大した。
債券相場はフランスとドイツが総額およそ120億ユーロの国債入札を実施した後、軟
調となっていたが、株安を受けて切り返した。
最新週の米新規失業保険週間申請件数は50万5000件で、前週(修正後)から変わ
らずだった。アナリストは、前週(修正前)の50万2000件から50万5000件に
増加すると予想していた。
この統計は米労働市場は低迷しているとの見方を裏づけ、債券の支援材料となった。
KBCの金利ストラテジスト、ピエト・ラメンズ氏は「市場の多くは息切れ気味だ。株
式の調整もその一例だが、債券はレンジ取引となっている」と指摘。「(債券)相場を支
援するプラス要因が多くあった。今日発表されたものではないが、最近の指標は予想を下
回り、11月初旬の中銀の会合では低金利維持のシグナルが出された。緩和的な金融政策
は債券やキャリー取引、金利投資戦略にとって好ましい」と述べた。
1625GMT時点で独連邦債先物12月限
2.48と主要抵抗線の122.44を上抜け、10月13日前後以来の水準となった。
独連邦債2年物
[東京 20日 ロイター]