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UPDATE1: 東京株式市場・大引け=小反発、様子見気分強いなか先物の買い戻し

発行済 2010-02-01 16:40

日経平均<.N225> 日経平均先物3月限<0#2JNI:> 

終値 10205.02 +6.98 終値 10190 +30

寄り付き 10212.36 寄り付き 10220

安値/高値 10129.91─10224.83 安値/高値 10120─10230

出来高(万株) 215603 出来高(単位) 73631

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 [東京 1日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は小反発。ヘッジの買い戻しなど

で先物が堅調に推移し裁定買いが入り現物株を下支えた。ただ全般的にはギリシャなど一

部欧州諸国の財政問題や新興国の金融引き締めなどへの懸念から上値が重い展開。2日に

ボルカー米経済再生諮問会議議長の金融規制に関する議会証言を控えていることも様子見

気分を強め、買い戻しの勢いを鈍らせている。

 東証1部騰落数は値上がり461銘柄に対して値下がり1089銘柄、変わらずが

132銘柄だった。東証1部売買代金は1兆6433億円。

 

 日経平均の日中値幅は100円弱と狭いレンジでの動きとなった。新興国の金融引き締

めや米金融規制案など行方を見極めたい材料が多いとして、方向感に乏しい展開だった。

市場では「終値で1万0200円を維持できれば、明日以降の反発期待も持てる。ただ、

今晩の1月米ISM製造業景気指数を見極めたいとの様子見姿勢も強い」(インベストラ

スト代表の福永博之氏)との声が出ていた。

 2日のボルカー米経済再生諮問会議議長の議会証言も手控え要因だ。「米金融規制案の

中心人物と目されており発言内容に注目が集まっている」(外資系証券)という。

 また世界経済けん引の期待を担う新興国経済への動向にマーケットは敏感であり、マク

ロ指標の良し悪しにかかわらず神経質に反応するケースが多い。

 中国物流購買連合会が午前中に発表した1月の購買担当者指数(PMI)は55.8で

景気の拡大・縮小の分岐点である50を11カ月連続で上回ったが、12月の56.6

からは低下した。景気が過熱してないとして金融引き締め懸念が後退するのではないかと

の見方もあったが、実際は景気減速を懸念して株価が一時軟調な動きになった。

 一方、市場では「ヘッジ外しの先物買い戻しで下支えられている。日経平均で1万円付

近まで近づけば買いたい個人投資家や海外勢もいる。下値はそれほど深くないだろう」(

国内証券株式営業部)との声もあった。

 個別では、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>は売り買いきっ抗だが、三菱UFJ

フィナンシャル・グループ<8306.T>と三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>がしっか

りだった。29日に発表されたみずほFGの10─12月期決算は当期損益が58億円の

赤字とさえなかったが、「いったん悪材料出尽くしで買い戻しが先行したようだ」(準大

手証券トレーダー)という。

 トヨタ自動車<7203.T>が7日続落。個人投資家などが値ごろ感からの買いを入れる動き

もあったが、リコール問題の世界的な広がりによる影響が懸念され徐々に軟化した。1月

21日の高値から約18%の下落となり、市場では「追証の発生も懸念される水準になっ

てきた」(別の準大手証券情報担当者)との指摘も出ていた。

 (ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)

(daiki.iga@thomsonreuters.com;03-6441-1785;ロイターメッセージング:

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 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

 

  <0#JNI:> 日経225先物

  <0#SSI:> SGX日経225先物

  <0#JTI:> TOPIX先物

  <0#JNI*.OS> 日経225オプション

 

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