■下落、米中貿易摩擦激化への懸念などで80円割れ
先週の豪ドル・円は下落。
北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の最終合意への可能性が浮上し、貿易摩擦の激化回避への期待や資源価格の先高観が浮上したことから豪ドル買いが強まる場面があった。
しかしながら、4-6月期民間設備投資は予想外に落ち込んだことや米中貿易摩擦がより激しくなるとの懸念は消えていないことから、週末前にリスク回避的な豪ドル売りが優勢となり、豪ドル・円は節目の80円を下回った。
取引レンジ:79円64銭-81円80銭。
■もみ合いか、中銀会合やGDPなど主要指標に注目
今週の豪ドル・円は伸び悩みか。
豪準備銀行(中央銀行)は政策金利を1.50%に据え置くことが確実視されている。
また、「金利変更に強い根拠は見当たらない」との見解を改めて示すとみられ、豪ドル売りになる可能性がある。
ただ、今週は、4-6月期国内総生産(GDP)などの主要経済指標の発表が予定されており、これらの内容が市場予想を上回った場合、豪ドル買いがやや強まる可能性は残されている。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・3日:7月小売売上高(6月:前月比+0.4%)
・4日:4-6月期経常収支(1-3月期:-105億豪ドル)
・4日:豪準備銀行が政策金利発表(1.50%に据え置き予想)
・5日:4-6月期国内総生産(GDP)(1-3月期:前年比+3.1%)
・6日:7月貿易収支(6月:+18.73億豪ドル)
予想レンジ:78円00銭-81円00銭
先週の豪ドル・円は下落。
北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の最終合意への可能性が浮上し、貿易摩擦の激化回避への期待や資源価格の先高観が浮上したことから豪ドル買いが強まる場面があった。
しかしながら、4-6月期民間設備投資は予想外に落ち込んだことや米中貿易摩擦がより激しくなるとの懸念は消えていないことから、週末前にリスク回避的な豪ドル売りが優勢となり、豪ドル・円は節目の80円を下回った。
取引レンジ:79円64銭-81円80銭。
■もみ合いか、中銀会合やGDPなど主要指標に注目
今週の豪ドル・円は伸び悩みか。
豪準備銀行(中央銀行)は政策金利を1.50%に据え置くことが確実視されている。
また、「金利変更に強い根拠は見当たらない」との見解を改めて示すとみられ、豪ドル売りになる可能性がある。
ただ、今週は、4-6月期国内総生産(GDP)などの主要経済指標の発表が予定されており、これらの内容が市場予想を上回った場合、豪ドル買いがやや強まる可能性は残されている。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・3日:7月小売売上高(6月:前月比+0.4%)
・4日:4-6月期経常収支(1-3月期:-105億豪ドル)
・4日:豪準備銀行が政策金利発表(1.50%に据え置き予想)
・5日:4-6月期国内総生産(GDP)(1-3月期:前年比+3.1%)
・6日:7月貿易収支(6月:+18.73億豪ドル)
予想レンジ:78円00銭-81円00銭