[リビウ/ハリコフ(ウクライナ)/ブリュッセル 24日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアの侵攻開始から1カ月に当たる24日に公表されたビデオ演説で、世界の人々に戦争終結を求めてデモを行うよう呼び掛けた。
「職場や自宅、学校、大学から平和の名の下に集まり、ウクライナのシンボルを身につけてウクライナや自由、生命を支援してほしい」と訴えた。
バイデン米大統領は24日に北大西洋条約機構(NATO)緊急首脳会議や先進7カ国(G7)首脳会議、欧州連合(EU)首脳会議に出席するため、ブリュッセルに到着した。
ゼレンスキー氏は西側諸国の「真剣な措置」に期待していると述べ、飛行禁止区域の設定を改めて求めた。また、西側から軍用機や近代的なミサイル迎撃システム、戦車、対艦兵器の供与がないと批判した。
「3つの首脳会議で誰がウクライナの友人やパートナーなのか、誰が寝返り、裏切ったかを見ている」と語った。