タダノ (T:6395)は建設用クレーン世界最大手。
1955年に国内初となる油圧式クレーンを開発。
主力の建設用クレーンの国内シェアは5割弱。
ブーム(クレーンの腕部分)の溶接技術及び内蔵するシリンダの加工技術が強み。
グローバル展開も積極的に進めており、海外売上高比率は16年9月末時点で45.3%。
国内向けが好調な間に、海外での市場ポジションの引き上げを図る。
また、車両搭載型クレーンの海外売上増強やICTを活用したソリューションビジネスの展開などに注力している。
なお、同社はモアイ像修復プロジェクトや高松塚古墳石室解体プロジェクトなど、国内外で文化財修復などの社会貢献活動を行っている。
足元の業績では、17年3月期第2四半期(16年4-9月)の売上高が前年同期比12.7%減の909.14億円、営業利益が同37.6%減の100.94億円、経常利益が同37.3%減の100.24億円、四半期純利益が同35.0%減の69.73億円だった。
日本向け売上高は高所作業車が過去最高となったものの建設用クレーン・車両搭載型クレーンが減少、海外向け売上高は需要の減少基調が続いたことが響いた。
17年3月期通期については、売上高が前期比14.1%減の1,800.00億円、営業利益が同42.1%減の180.00億円、経常利益が同41.3%減の180.00億円、当期純利益が同41.4%減の115.00億円としている。
従来予想から売上高、各利益ともに下方修正。
国内向けは堅調推移を見込むが、海外向けは期初想定より減少すると見込んでいる。
従来の通期計画は、売上高が1,900.00億円、営業利益が200.00億円、経常利益が195.00億円、当期純利益が135.00億円だった。
1955年に国内初となる油圧式クレーンを開発。
主力の建設用クレーンの国内シェアは5割弱。
ブーム(クレーンの腕部分)の溶接技術及び内蔵するシリンダの加工技術が強み。
グローバル展開も積極的に進めており、海外売上高比率は16年9月末時点で45.3%。
国内向けが好調な間に、海外での市場ポジションの引き上げを図る。
また、車両搭載型クレーンの海外売上増強やICTを活用したソリューションビジネスの展開などに注力している。
なお、同社はモアイ像修復プロジェクトや高松塚古墳石室解体プロジェクトなど、国内外で文化財修復などの社会貢献活動を行っている。
足元の業績では、17年3月期第2四半期(16年4-9月)の売上高が前年同期比12.7%減の909.14億円、営業利益が同37.6%減の100.94億円、経常利益が同37.3%減の100.24億円、四半期純利益が同35.0%減の69.73億円だった。
日本向け売上高は高所作業車が過去最高となったものの建設用クレーン・車両搭載型クレーンが減少、海外向け売上高は需要の減少基調が続いたことが響いた。
17年3月期通期については、売上高が前期比14.1%減の1,800.00億円、営業利益が同42.1%減の180.00億円、経常利益が同41.3%減の180.00億円、当期純利益が同41.4%減の115.00億円としている。
従来予想から売上高、各利益ともに下方修正。
国内向けは堅調推移を見込むが、海外向けは期初想定より減少すると見込んでいる。
従来の通期計画は、売上高が1,900.00億円、営業利益が200.00億円、経常利益が195.00億円、当期純利益が135.00億円だった。