■NY株式:NYダウは251ドル安、貿易戦争への懸念が高まる
31日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は251.94ドル安の24415.84、ナスダックは20.34ポイント安の7442.12で取引を終了した。
トランプ政権が、EU(欧州連合)やカナダ、メキシコ製の鉄鋼及びアルミニウムの輸入関税発動を発表し、各国が報復措置を表明するなど貿易戦争への懸念が強まり、終日軟調推移となった。
原油相場の下落も嫌気された。
セクター別では、自動車・自動車部品やソフトウェア・サービスが上昇する一方で家庭用品・パーソナル用品や食品・生活必需品小売が下落した。
ディスカウントストアのダラー・ゼネラル(DG)やダラー・ツリー(DLTR)は決算内容が嫌気され大幅下落。
小売大手のシアーズ・ホールディングス(SHLD)は、売上高の減少や一株損失の拡大を受けて急落。
欧州地域からの売上比率が高いオートバイメーカーのハーレー・ダビッドソン(HOG)は、EUの報復関税による業績懸念から売られた。
一方で、自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は、ソフトバンクが自動運転車部門に22.5億ドルを投資し、大幅上昇となった。
マーケット終了後にヨガウェアのルルレモン・アスレティカ(LULU)が発表した2-4月期決算は、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米国とEUなどとの貿易摩擦懸念から円買い一時強まる
31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円93銭から108円39銭まで下落し、108円82銭で引けた。
米政府が、EU、カナダ、メキシコに鉄鋼・アルミ関税適用と発表。
各国も対抗措置導入を表明したことを受けて、貿易摩擦が世界的に広がる懸念から欧米株が下落し、リスク回避的な円買いが強まった。
ユーロ・ドルは1.1709ドルから1.1641ドルまで下落し、1.1693ドルで引けた。
スペイン首相に対する不信任決議案の採決を明日に控えるなか、貿易摩擦懸念も強まり、ユーロ売りが優勢になった。
ユーロ・円は127円46銭から126円33銭まで下落した。
ポンド・ドルは1.3348ドルから1.3278ドルまで下落。
ドル・スイスフランは0.9826フランから0.9865フランでもみ合った。
■NY原油:反落で67.04ドル、米国の原油生産量拡大に着目した売り優勢に
NY原油先物は反落(NYMEX原油7月限終値:67.04↓1.17)。
68.17ドルまで上昇後、66.56ドルまで下落した。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報(週次石油在庫統計)では、国内全体の原油在庫は予想外かつ大幅な減少となり、買いが一時強まった。
しかし、原油生産量の拡大が続いていることに着目し、その後売りが優勢になった。
また、米政府の「EU、カナダ、メキシコに鉄鋼・アルミに対する輸入関税を適用する」との発表に対し、EU、カナダ、メキシコが対抗措置を取る方針を表明。
世界景気減速による需要後退リスクへの懸念も売りにつながった。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 29.04ドル -0.45ドル(-1.53%)
モルガン・スタンレー(MS) 50.14ドル -0.83ドル(-1.63%)
ゴールドマン・サックス(GS)225.88ドル -3.28ドル(-1.43%)
インテル(INTC) 55.20ドル -0.48ドル(-0.86%)
アップル(AAPL) 186.87ドル -0.63ドル(-0.34%)
アルファベット(GOOG) 1084.99ドル +17.19ドル(+1.61%)
フェイスブック(FB) 191.78ドル +4.11ドル(+2.19%)
キャタピラー(CAT) 151.91ドル -3.55ドル(-2.28%)
アルコア(AA) 48.07ドル -0.47ドル(-0.97%)
ウォルマート(WMT) 82.54ドル -1.58ドル(-1.88%)
スプリント(S) 5.14ドル -0.08ドル(-1.53%)
31日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は251.94ドル安の24415.84、ナスダックは20.34ポイント安の7442.12で取引を終了した。
トランプ政権が、EU(欧州連合)やカナダ、メキシコ製の鉄鋼及びアルミニウムの輸入関税発動を発表し、各国が報復措置を表明するなど貿易戦争への懸念が強まり、終日軟調推移となった。
原油相場の下落も嫌気された。
セクター別では、自動車・自動車部品やソフトウェア・サービスが上昇する一方で家庭用品・パーソナル用品や食品・生活必需品小売が下落した。
ディスカウントストアのダラー・ゼネラル(DG)やダラー・ツリー(DLTR)は決算内容が嫌気され大幅下落。
小売大手のシアーズ・ホールディングス(SHLD)は、売上高の減少や一株損失の拡大を受けて急落。
欧州地域からの売上比率が高いオートバイメーカーのハーレー・ダビッドソン(HOG)は、EUの報復関税による業績懸念から売られた。
一方で、自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は、ソフトバンクが自動運転車部門に22.5億ドルを投資し、大幅上昇となった。
マーケット終了後にヨガウェアのルルレモン・アスレティカ(LULU)が発表した2-4月期決算は、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米国とEUなどとの貿易摩擦懸念から円買い一時強まる
31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円93銭から108円39銭まで下落し、108円82銭で引けた。
米政府が、EU、カナダ、メキシコに鉄鋼・アルミ関税適用と発表。
各国も対抗措置導入を表明したことを受けて、貿易摩擦が世界的に広がる懸念から欧米株が下落し、リスク回避的な円買いが強まった。
ユーロ・ドルは1.1709ドルから1.1641ドルまで下落し、1.1693ドルで引けた。
スペイン首相に対する不信任決議案の採決を明日に控えるなか、貿易摩擦懸念も強まり、ユーロ売りが優勢になった。
ユーロ・円は127円46銭から126円33銭まで下落した。
ポンド・ドルは1.3348ドルから1.3278ドルまで下落。
ドル・スイスフランは0.9826フランから0.9865フランでもみ合った。
■NY原油:反落で67.04ドル、米国の原油生産量拡大に着目した売り優勢に
NY原油先物は反落(NYMEX原油7月限終値:67.04↓1.17)。
68.17ドルまで上昇後、66.56ドルまで下落した。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報(週次石油在庫統計)では、国内全体の原油在庫は予想外かつ大幅な減少となり、買いが一時強まった。
しかし、原油生産量の拡大が続いていることに着目し、その後売りが優勢になった。
また、米政府の「EU、カナダ、メキシコに鉄鋼・アルミに対する輸入関税を適用する」との発表に対し、EU、カナダ、メキシコが対抗措置を取る方針を表明。
世界景気減速による需要後退リスクへの懸念も売りにつながった。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 29.04ドル -0.45ドル(-1.53%)
モルガン・スタンレー(MS) 50.14ドル -0.83ドル(-1.63%)
ゴールドマン・サックス(GS)225.88ドル -3.28ドル(-1.43%)
インテル(INTC) 55.20ドル -0.48ドル(-0.86%)
アップル(AAPL) 186.87ドル -0.63ドル(-0.34%)
アルファベット(GOOG) 1084.99ドル +17.19ドル(+1.61%)
フェイスブック(FB) 191.78ドル +4.11ドル(+2.19%)
キャタピラー(CAT) 151.91ドル -3.55ドル(-2.28%)
アルコア(AA) 48.07ドル -0.47ドル(-0.97%)
ウォルマート(WMT) 82.54ドル -1.58ドル(-1.88%)
スプリント(S) 5.14ドル -0.08ドル(-1.53%)