[15日 ロイター] - 米ポップ歌手テイラー・スウィフトさん(29)が、過去の楽曲を披露することを禁止しているとして、以前所属していたレコード会社「ビッグ・マシーン」を非難した。
スウィフトさんはソーシャルメディアで、11月24日に開催予定の「アメリカン・ミュージック・アワード(AMA)」授賞式で計画しているパフォーマンスができない可能性があると発表。ビッグマシーンがヒット曲のメドレーを歌う許可を与えないことが理由だとした。
一方、ビッグ・マシーンは15日、スウィフトさんが「偽の情報」を流しているとし、同社はスウィフトさんのライブ演奏を制限する権利はないとした。
ビッグ・マシーンが所有するスウィフトさんの過去の音源を巡っては、スウィフトさんは2020年11月まで再録音できないことが契約で記されている。スウィフトさんはツイッターで、AMAでのパフォーマンスが再録音に当たるとビッグ・マシーンが主張していると説明した。
スウィフトさんは、ビッグ・マシーンの幹部が自分の楽曲を「暴君のごとく支配」していると批判。現在制作中のネットフリックスのドキュメンタリーを巡っても、同レーベルが作品中での曲の使用を認めていないとした。