[6日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)のエンゼルスは6日、現役メジャーリーガーでは最年長のアルバート・プホルス内野手(41)を出場選手登録の前提となるロースター枠から外し、戦力外とした。
エンゼルスオーナーのアルトゥロ・モレノ氏は声明で、「彼がその輝かしいキャリアの約半分をエンゼルスで過ごしたことを光栄に思う。アルバートのフィールド内外での歴史的な偉業は、世界中のアスリートに影響を与え、彼の行動は真のスーパースターとは何かを定義している」とコメント。
また、「2001年新人王に輝いて以来、アルバートと彼の妻は、世界中の数え切れないほどの慈善団体に時間と資源を惜しみなく提供してきた。プホルズ家の皆さんに感謝する」と、感謝の意を示した。
プホルスは2001年にカージナルスでデビュー。同チームで3回のワールドシリーズ進出を果たし、06年と11年に優勝している。11年に、10年総額2億5300万ドル(約276億円)でエンゼルスに移籍。40本塁打を放った15年に、自身10回目のオールスターに選ばれた。
メジャー21シーズンで、いずれも現役選手最多の通算2886試合出場、667本塁打、2112打点、3253安打を記録。6回のシルバースラッガー賞受賞、ナ・リーグ最優秀選手(MVP)には3回輝くなどの功績を残し、殿堂入りを確実視されているが、今季は24試合で打率1割9分8厘、5本塁打、12打点にとどまっていた。