[マンチェスター(英国) 7日 ロイター] - 欧州サッカー連盟(UEFA)は7日、欧州スーパーリーグ(ESL)構想から離脱した9クラブへの処分を発表した。
離脱したのは、イングランドのマンチェスター・ユナイテッド(マンU)、マンチェスター・シティー(マンC)、リバプール、チェルシー、トットナム、アーセナルと、イタリアのACミランとインテル。そして、スペインのアトレチコ・マドリードの計9クラブ。
UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は「これらのクラブは過ちをただちに認め、改悛と、これから欧州サッカーに献身するという姿勢を示した」との声明を発表。9クラブから合計1500万ユーロ(約19億8000万円)を、英国を含む欧州のユースサッカーや草サッカー振興のために寄付することや、UEFA主催大会における1シーズン分の収入の5%を削減することなどで合意したことを明らかにした。
一方、いまだに正式な離脱を表明していないレアル・マドリードとバルセロナ(いずれもスペイン)、ユベントス(イタリア)については「同列には語れない」とし、具体的な内容はこれから詰めるものの、厳罰を科す可能性を示唆している。