[20日 ロイター] - 女子テニスのオンス・ジャバー(チュニジア)は20日、同日にバーミンガムで行われたツアー大会の決勝でダリア・カサトキナ(ロシア)を下し、アラブ人女性として初のWTAタイトルを手にした。
北アフリカの女子テニス界をけん引するジャバーは決勝で過去2回敗れていたが、今回は7─5、6─4のストレート勝ちで初の頂点に立った。
ジャバーはコート上のインタビューで「とても誇りに思う。これまでたくさん苦労してきて、WTAのタイトルを獲得するのは大変なことだった。アラブ系やチュニジアの選手はあまりいないので、これがきっかけになれば。その数が増えてほしい」と語った。
ジャバーは今年のツアーで28試合の勝利を収めているが、これは世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)と並ぶ最多の数字。