[21日 ロイター] - 飲料大手コカ・コーラ社の最高財務責任者(CFO)は21日、先月サッカーの欧州選手権での記者会見で、ポルトガル代表クリスティアノ・ロナルドがボトルを避けた件による直接的な売り上げへの影響はないと述べた。
健康志向が強く炭酸飲料を嫌うロナルドは記者会見の席で、水の入ったボトルを手にしてポルトガル語とスペイン語で水を意味する「アグア」と発言し、同社のボトルを脇に避けた。この行動はインターネット上で大反響を呼び、一時は同社の時価総額が数十億ドルも減少した。
同社のジョン・マーフィーCFOは「このようなパートナーシップについては、長い目で見なければならない」と話し、「これら主要大会へのコミットメントに影響はない」と付け加えた。