［東京 ３０日 ロイター］ - 東京五輪の自転車ＢＭＸレースは３０日、東京都・有明アーバンスポーツパークで競技を行い、五輪２連覇を目指していた米国代表コナー・フィールズが男子準決勝でクラッシュし、救急車で搬送された。
１６年リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得したフィールズは、第３レースの最初のコーナーで他の選手と接触し転倒。医療スタッフの手当てを受けたあとに担架で運ばれ、病院に搬送された。
チームのスポークスマンはロイターに対し、「コナー・フィールズは目を覚まし、さらなる診断を待っているところ。新たな情報が入り次第、お伝えする」と述べた。
準決勝は雨のために４５分遅れて行われた。大きなクラッシュが複数発生したもののコースは乾いていた。同日に女子で銅メダルを獲得したメレル・スムルデルス（オランダ）の姉ラウラも準決勝でクラッシュしたが、メレルは「コースや天候が転倒に関係しているとは思わない」と話していた。