[東京 30日 ロイター] - 男子テニスで世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、年間で4大大会と五輪を制覇する「ゴールデンスラム」を目指していたが、30日に行われた東京五輪の男子シングルス準決勝で敗退。偉業達成はならなかった。
アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に6─1、3─6、1─6で逆転負けを喫し、31日に行われる3位決定戦に回ることとなったジョコビッチ。「いまはひどく嫌な気持ちで、ポジティブになれない」と胸中を語った。
その上で「でも明日にはフレッシュなスタートを切りたい。回復できるし、少なくとも母国のために1つメダルを勝ち取りたい」と続けた。
ジョコビッチは銅メダルがかかる3位決定戦で、パブロ・カレニョブスタ(スペイン)と対戦する。