[埼玉 5日 ロイター] - 東京五輪は5日、さいたまスーパーアリーナで男子バスケットボール準決勝を行い、4大会連続の金メダルを目指す米国がオーストラリアを97─78で下し、決勝に進んだ。
米国は序盤で劣勢を強いられ、第2クオーターでは一時15点のリードを許したが、第3クオーターは巻き返して32─10と大差をつけ、逆転勝利した。決勝では、スロベニアに90─89で競り勝ったフランスと対戦する。
今大会でカーメロ・アンソニーを抜いて、五輪における米国の歴代最多得点記録を更新したケビン・デュラントは「オーストラリアをたたえなければならない。彼らは強烈な攻撃を仕掛けてきた」と称賛の言葉を贈りつつも、「後半は勢いをつけることができた。みんなが力を発揮し、われわれもシュートを決めることができた。後半はすべてがうまくいったと思うし、それが本来の姿だ」と振り返った。
デュラントはこの試合で23得点を決め、チームをけん引。デビンウェーン・ブッカーも20得点を決めるなど、計4人が二桁得点をマークした。
米国は決勝の相手であるフランスと1次リーグでも対戦しており、そのときは76─83で敗れている。