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五輪=レスリングのインド代表コーチが強制帰国、審判に暴力行為

発行済 2021-08-07 11:56
更新済 2021-08-07 12:00

[東京 6日 ロイター] - インド・オリンピック委員会(IOA)は6日、東京五輪で審判に暴力を振るったとされる同国レスリングチームのアシスタントコーチ、ムラト​・ガイダロフ氏について、強制帰国となったことを発表した。

ガイダロフ氏はベラルーシ人で、五輪の元銀メダリスト。報道によると、同氏は5日に行われた男子フリースタイル86キロ級の3位決定戦でインドのディーパク・プニアが敗れた際に、審判に対し、暴力行為に及んだという。

IOAの事務局長はツイッターで、「外国人アシスタントコーチであるムラト​・ガイダロフ氏は、試合審判への暴行という許されない事件に関与したため、直ちに東京五輪の選手村から退去することになった」と述べた。

ガイダロフ氏は、自身がベラルーシ代表として出場した2004年アテネ五輪の男子フリースタイル74キロ級準々決勝で、試合に敗れたあとに相手選手と殴り合いをして失格となった過去がある。

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