[東京 7日 ロイター] - 東京五輪は7日、レスリング女子フリースタイル50キロの決勝を行い、須崎優衣が孫亜楠(中国)をテクニカルフォール勝ちで破り、金メダルを獲得した。試合開始から1分36秒で10ポイントを奪った。須崎は1回戦から決勝までの4試合をすべてテクニカルフォール勝ちし、失点もしなかった。
須崎は試合後、「夢みたいです」と泣きながら話し、「(表彰式では)みなさんに最高の笑顔をみてもらえるよう準備してきます」と語った。
須崎は千葉県松戸市出身の22歳。父親の勧めで小学1年生でレスリングを始め、中学1年で全国中学生選手権と中学選抜大会を制し、2015年に高校1年で出場した全日本選手権の決勝で敗れるまで83連勝を記録した。17年に初出場した世界選手権で初優勝し、18年に連覇した。
孫は16年リオデジャネイロ五輪48キロ級の銅メダリスト。