[18日 ロイター] - 女子テニスの元世界ランキング1位、シモナ・ハレプ(ルーマニア)は、ワクチンを接種したことで新型コロナウイルスを恐れなくなったと語り、安全や衛生上の制限を緩和するためにもテニス界の他の人々にワクチン接種を呼び掛けている。
ハレプは、パンデミックの影響で昨年9月の全米オープン出場を見合わせたが、10月に新型コロナウイルスの陽性反応を示し、今年2月にワクチンを接種した。男子ツアーを統括するATPと女子ツアー統括のWTA両団体は、選手にワクチン接種を推奨し、そのインセンティブとして新しいプロトコルを導入している。
開催中のウエスタン・アンド・サザンオープンの初戦に勝利した試合後、ハレプは「守られていると感じている。気は緩めていない。多くの人がいるときはマスクをしている」と述べた。
ハレプは「私はバブル環境が好きではない。中にいると非常にストレスを感じる」と話し、「人々がもっともっとワクチンを接種できるようになれば、より良いこと。これ以上の制限をかけられなくて済むようになるから」と話した。