[ニューヨーク 10日 ロイター] - テニスの全米オープンは10日、同一年に四大大会をすべて制覇する年間グランドスラムをかけた男子のノバク・ジョコビッチ(第1シード、セルビア)が決勝進出を果たした。
第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦したジョコビッチは、第1セットを4─6で落としたものの、第2セットを6─2、第3セットを6─4と連取。第4セットを再び4─6で落としたが、最終セットを6─2で制した。
ジョコビッチは今大会で、男子としては史上3人目となる年間グランドスラム達成と、四大大会の勝利数で単独トップとなる21勝目がかかっている。
もう1試合では、2019年大会準優勝で四大大会初優勝を目指す第2シードのダニル・メドベージェフ(ロシア)が第12シードのフェリックス・オジェアリアシム(カナダ)に6─4、7─5、6─2のストレート勝ちし、決勝に駒を進めた。