[5日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第21戦、サウジアラビア・グランプリ(GP)は5日、ジッダの市街地コースで決勝を行い、ポールポジション(PP)からスタートした最多8回目の個人総合優勝を目指すルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)が優勝した。
初開催となった同レースでは、総合首位を争うハミルトンとマックス・フェルスタッペン(オランダ、レッドブル・ホンダ)の衝突やそのほかのクラッシュ、セーフティーカーの導入、レッドフラグが2回上がるなど大荒れの展開に。
2位でフィニッシュしたフェルスタッペンは、ハミルトンとの衝突で10秒のペナルティーを科されるなどしたが、順位は変わらず。バルテリ・ボッタス(フィンランド、メルセデス)が3位。
優勝したハミルトンは来週末の今季最終戦アブダビGPを前に、個人総合ランキングでフェルスタッペンと369.5ポイントで並んだ。
アルファタウリ・ホンダ勢ではピエール・ガスリー(フランス)が6位、角田裕毅は14位。レッドブル・ホンダのセルヒオ・ペレス(メキシコ)はリタイアした。