[17日 ロイター] - テニスの四大大会、全豪オープン(OP)の大会ディレクターを務めるクレイグ・タイリー氏は、来月17日開幕予定の同大会に出場するにあたり、選手が医学的理由で新型コロナウイルスのワクチン接種免除を申請した場合、独立した3人による委員会が審査すると発表した。
オーストラリアテニス協会(TA)によると、この委員会は免疫学、感染症、一般診療の専門医で構成され、提出された書類はすべて機密情報として扱われる。
タイリー氏は以前、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、全豪に出場する全ての選手はワクチンを接種しなければならないと話していたが、「ビクトリア州政府と緊密に協力し、2022年の全豪OPがすべての人にとって安全で楽しいものになるよう、医療免除の申請を審査するための公正で独立したプロトコルを確立した」と述べた。