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英豪2プラス2、中ロ独裁体制への対抗姿勢鮮明に

発行済 2022-01-21 10:32
更新済 2022-01-21 18:55
© Reuters.     英国は21日、ロシアや中国などの独裁国家が冷戦以降これまでにないほど勢いを増していると指摘し、西側諸国はこうした勢力に対抗して民主主義を守るために結束すると表明する。

[シドニー 21日 ロイター] - 英国とオーストラリアは21日、シドニーで外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を開き、ロシアがウクライナとの国境付近で軍を増強していることに懸念を表明、「ウクライナの主権と領土保全を完全に支持する」との共同声明を発表した。

トラス英外相は、「自由世界」における英国とその同盟国は、世界的な脅威に共に立ち向かい、インド太平洋の民主主義国・地域との関係を強化し、経済的影響力に物を言わせて意のままに操ろうとする「世界的侵略者を屈服」させなければならないと述べた。

両国は、中国に対抗し、オーストラリアを含む地域のインフラ構築に資金拠出する合意に署名した。オーストラリアのダットン国防相は、国内に英軍基地を建設する計画はないと述べた。

英豪2プラス2について、中国外務省の趙立堅報道官は21日の定例会見で「いわゆる中国脅威論は荒唐無稽な話に基づくもので、中国は断固反対し、関係当事者に分断や対立を生む誤った道をさらに進まないよう求める」と述べた。

トラス氏はこの日、シンクタンク、ローウィー・インスティチュートで行った講演でも、ロシアや中国などの独裁国家が冷戦以降これまでにないほど勢いを増していると指摘し、西側諸国はこうした勢力に対抗して民主主義を守るために結束すると表明。

西側諸国は協力して世界の脅威に対応し、インド太平洋地域の民主主義諸国との連携を深め、「世界の侵略国に立ち向かう」必要があると述べた。

「(世界の侵略国は)冷戦以降見たことのないような形で勢いを増している。独裁主義をサービスとして世界中に輸出しようとしている。ロシアや中国がベラルーシや北朝鮮、ミャンマーなどの最も緊密な同盟国となっているのはそのためだ」と指摘。

西側諸国は、オーストラリア、イスラエル、インド、日本、インドネシアなどの同盟国と協力して、特に太平洋地域で世界の侵略国に立ち向かうべきだとし、「今こそ自由世界が立ち上がる時だ」と呼び掛けた。

*システムの都合で再送します。

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