[5日 ロイター] - 冬季五輪のスノーボード男子ハーフパイプで3回優勝した実績を持つショーン・ホワイト(35、米国)は5日、北京五輪が自身にとって最後の五輪になるとコメント。事実上、競技から引退する意向を表明した。
北京大会が通算5回目の五輪となるホワイトは報道陣に対し、「私にとって今大会が最後の五輪になる」と発言。「開会式は素晴らしかった。会場も良さそうだ。全ての瞬間を楽しんでいる」と述べた。
ホワイトは「今回が競技者として出場する最後の大会になると思う」とし、五輪後の第二の人生を楽しみにしているとの心境を明かした。
近年はホワイトに憧れて育ち、今ではホワイトを上回る大技を持つ若手選手たちと戦ってきた。足首、膝や腰のけがに悩まされていたことも、昨年末にこの決断に至った理由のひとつという。
北京五輪の男子ハーフパイプは9日の予選からスタートする。