[北京 12日 ロイター] - 北京冬季五輪でドーピング違反が取り沙汰されているフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(15)について、コーチのエテリ・トゥトベリゼ氏は12日、無実であるとして教え子を擁護した。
トゥトベリゼ氏はロシア国営テレビのインタビューで、ワリエワが「クリーンで無実」であることを信じているとコメントした。
ワリエワは7日、ロシア・オリンピック委員会(ROC)の一員として北京五輪の混合団体で優勝。しかし昨年12月のドーピング検査で禁止薬物「トリメタジジン」の陽性反応を示していたことが発覚した。この種目では米国が2位、日本が3位だったが、まだメダル授与式は行われていない。
スポーツ仲裁裁判所(CAS)は13日に審問を行い、14日までにワリエワの今後について決定するという。同選手は15日、女子ショートプログラム(SP)に出場する予定。