[北京 13日 ロイター] - 日本オリンピック委員会(JOC)は13日、フィギュアスケート男子の羽生結弦が北京で記者会見を開くと発表したことで引退の臆測が広がっている状況を受け、発表会見ではないと補足する対応に追われた。
JOCは、北京冬季五輪の個人種目で4位に終わった羽生が14日夕方に30分間の記者会見を実施することをメディアに通知。このニュースが報じられると、交流サイト上ではすぐさま現役引退や婚約の発表もあるのではないかといった臆測が広がった。
JOCはそうした状況から補足のメールを出し、今回の記者会見は各メディアから個別の取材申請が数多く寄せられ、その手配が難しいことから設定したものと説明。選手側から何かを発表するための会見ではないとし、臆測での報道を控えるよう求めた。
2014年と18年の冬季五輪で金メダルを獲得した羽生は試合後、今後について少し考えたいと語っていた。