[ワシントン 25日 ロイター] - 米ホワイトハウス報道官は25日、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、米政府はロシアのプーチン大統領とラブロフ外相に対する制裁措置の導入を決定したと明らかにした。
サキ報道官は、バイデン大統領が欧州委員会のフォンデアライエン委員長と電話会談を行った後に、ロシアの大統領と外相に対する制裁措置導入が決定されたと述べた。
これに先立ちバイデン大統領は、プーチン大統領に対する制裁措置について「選択肢として残っている」と指摘。北大西洋条約機構(NATO)首脳との会談を受け、価値観を共有し加盟を望む欧州の国に対しNATOは「オープンドア」政策を維持すると述べていた。
欧州連合(EU)はこの日の大使級会合で、プーチン大統領とラブロフ外相に対する制裁を導入することで合意している。