[25日 ロイター] - 欧州サッカー連盟(UEFA)は25日、ロシア軍のウクライナ侵攻を受けて、5月28日に予定されている欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝の開催地をサンクトペテルブルクからパリに変更すると発表した。
UEFAは声明で、パリでの決勝開催を受け入れたフランスのマクロン大統領に感謝の意を示し、「悲惨な人的被害、破壊、住む場所を追われる状況に直面しているウクライナのサッカー選手とその家族の救済を確実にするための関係各所の取り組みを全面的に支援する」と述べた。
ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官は電話を介して、ロイターに対し「そのような決断が下されたのは非常に残念。サンクトペテルブルクはこのサッカーの祭典を開催するために、あらゆる好条件を提供できたはず」と話した。
また、UEFAは同連盟主催の大会に参加するウクライナとロシアのクラブと代表チームのホーム戦について、「追って通知があるまで」中立地で行うとも発表している。