[ロンドン 9日 ロイター] - 自動車レースF1のハースは9日、解雇したニキータ・マゼピン(ロシア)に代わりケビン・マグヌッセン(デンマーク)と複数年契約を結び、新シーズンから参戦すると発表した。
ハースは先週、ロシアのウクライナ侵攻を受けてマゼピンの解雇を発表していた。マグヌッセンは2017年から20年までハースから参戦し、F1通算で119レースに出場した経験を持つ。
ハースのゲンター・シュタイナー代表は「F1での豊富な経験はもちろん、チームに価値をもたらしてくれるドライバーを探していたとき、ケビンは私たちにとって簡単な決断だった」と声明を発表した。
マグヌッセンは同僚となるミック・シューマッハー(ドイツ)、リザーブドライバーのピエトロ・フィッティパルディ(ブラジル)と共に、10日からバーレーンで始まる3日間のプレシーズンテストに参加するという。
昨シーズンにシューマッハーとマゼピンの体制で臨んだハースは、22年の大幅なレギュレーション変更に対応することに重点を置いたため、ポイントなくシーズンを終えていた。