[北京 19日 ロイター] - 中国は19日、軍事装備品購入契約の監督について新たな規則を承認した。軍の近代化に向けた長期的な取り組みの一環という。新華社が報じた。
中国は2035年までに軍の近代化を完了し、今世紀半ばまでに人民解放軍(PLA)を世界一流の軍にすることを目指している。
軍を統括する中央軍事委員会の主席も兼ねる習近平国家主席は、兵器や装備品の試験や評価、調達に関する新たな規則・規制を一貫して推進してきた。
新華社によると、今回の規則は購入契約の監督を効率化し、高品質の装備品調達を確実にすることが目的。20日から実施される。
習主席は18日、バイデン米大統領とオンライン会談し、ウクライナ情勢などを協議した。バイデン大統領はその中で、中国がロシアを支援すれば結果を伴うと警告した。