[モンペリエ(フランス) 25日 ロイター] - フィギュアスケートの世界選手権は25日、フランスのモンペリエで女子シングルのフリーを行い、北京冬季五輪で銅メダリストの坂本花織が自己最高の合計236.09点で優勝を飾った。
ショートプログラム(SP)で自己ベストの80.32点をマークして首位に立った坂本は、演技中盤の3回転フリップ─3回転トーループなど全てのジャンプで着氷し、フリーでも自己ベストとなる155.77点を記録した。
同大会で自身初の優勝を果たした坂本は、「4年前は五輪の後で燃え尽きていたので世界選手権には出なかった。五輪の1カ月後の世界選手権は調整が今まで以上にきつかったが、最後の最後までやりきれて、このメダルには本当に価値がある」などと話した。
ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)が合計217.70点で2位、アリサ・リュウ(米国)が3位。樋口新葉は11位、河辺愛菜は15位だった。