[ローマ 25日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会欧州予選プレーオフ1回戦が24日に各地で行われ、昨年の欧州選手権で優勝したイタリアが2大会連続で本大会出場を逃した。
北マケドニアと対戦したイタリアは0─1で敗戦。2018年のロシア大会に続いて本大会に駒を進めることができなかった。
この結果に、イタリア紙コリエレ・デロ・スポルトは一面の見出しで「地獄行き」と掲載。日刊のスポーツ紙では国内トップの売れ行きを誇るガゼッタ・デロ・スポルト紙も「イタリアサッカーのシステム全体を裁判にかける必要がある」とし、サッカー連盟を「ビジョンの完全な欠落」と厳しく非難した。
この時点でイタリア代表を率いるロベルト・マンンチーニ監督の解任を求める声は上がっていなかったが、監督自身は24日に今後の去就について聞かれ、「少し考えたい。あまりにもショックが大きく、将来のことを話すことはできない。何を言えばいいのか分からない」と述べ、退任の可能性を否定しなかった。