[30日 ロイター] - ウクライナ南部の港湾都市ミコライフの市長は30日、ロシアのウクライナ侵攻以降で約80人の市民が死亡し、約450人が負傷したと国営テレビで述べた。
また、ロシア軍はミコライフでクラスター爆弾を使用したと主張。証拠は示さなかったものの「膨大な数のクラスター爆弾が市内に散乱している」と語った。
ロシアはウクライナ侵攻でクラスター爆弾の使用や民間人への攻撃を否定している。
国連の人権に関する委員会は11日、ロシア軍がウクライナの人口密集地でクラスター爆弾を使用した複数の事例について「信頼できる報告」があったと明らかにし、こうした兵器の無差別的な使用は戦争犯罪に相当する可能性があるとの見解を示した。