[15日 ロイター] - サッカーのスペイン1部、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、ホームで行われた欧州リーグ(EL)のアイントラハト・フランクフルト(ドイツ)戦で予定の約6倍のアウェーファンがスタジアムで観戦したと報じられたことについて謝罪した。
バルセロナは14日に本拠地カンプノウで開催されたEL準々決勝で、長谷部誠と鎌田大地の所属するフランクフルトと対戦。2─3で敗れ、2戦合計スコア3─4で敗退した。
この試合で、アウェーファンに対してはチケット5000枚のみが割り当てられていたものの、ESPNの報道によると、スタジアムで観戦した7万9468人のうち、3万人近くがフランクフルトのファンだった。
バルセロナを率いるシャビ監督は試合後、そのような状況は「誤算」だったとし、ピッチ上のパフォーマンスも良くなかったとしつつも、「選手たちにはピッチの上で起きることの方が重要だと伝えようとしたが、論理的にはこの状況が私たちに影響した可能性はある」と話していた。
ラポルタ会長はバルサTVに対し、「率直に言えば、今日起きたことに困惑しているし、恥ずかしく思っている。相手チームのファンはたくさんいて、われわれのファンはそれほど多くなかった。心から申し訳なく思う。もっと厳しくする必要がある。こうした状況を許すことはできない」と述べた。