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米、ウクライナに「ゴーストドローン」提供 東部攻防支援に開発

発行済 2022-04-22 09:04
更新済 2022-04-22 10:28
© Reuters.  4月21日、米国防総省は、ウクライナに対する8億ドル規模の追加軍事支援に新たに攻撃用として開発された「ゴースト」ドローンが含まれると明らかにした。写真は上空から撮影した

[ワシントン 21日 ロイター] - 米国防総省は21日、ウクライナに対する8億ドル規模の追加軍事支援に新たに攻撃用として開発された「ゴースト」ドローンが含まれると明らかにした。

ウクライナ軍はロシア軍との戦闘で、西側から提供される対戦車ミサイル「ジャベリン」や地対空ミサイル「スティンガー」のほか、米無人攻撃機「スイッチブレード」などを使用してきた。

ホワイトハウスによると、米国は新たな武器支援として120機を超える「フェニックス・ゴースト」を提供。国防総省のカービー報道官は「(東部)ドンバス地域でウクライナ軍が今必要とするものと非常に一致することから開発された」と説明した。航続距離や詳しい能力は明らかにされなかったが、攻撃用に設計されているという。

これまでに少数のウクライナ軍関係者が米国でスイッチブレードの訓練を受けたが、カービー氏によると、ゴースト・ドローンの訓練はそれに近いものになると指摘。ただ、訓練の規模など詳細には触れなかった。

このドローンはロシア侵攻前に開発が始まったが、ウクライナ東部での戦術を巡るウクライナ側の要件に合わせた形で今後も開発を進めるという。

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