[ビリニュス 7日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は7日、リトアニアの首都ビリニュスを訪問し、ロシアのウクライナ侵攻に対応しリトアニアに駐留する独軍を強化する方針を表明した。
同首相は当地でリトアニアのナウセーダ大統領のほか、ラトビア、エストニアの首相と会談した。その後記者団に対し、駐留軍を1個旅団規模に拡大させる用意があると表明。「北大西洋条約機構(NATO)加盟国の領土を1センチたりとも渡さない」と述べた。
独政府筋によると、リトアニア防衛の必要が生じた際に即配備が可能な約3000人の部隊からなる1個旅団を確保する予定。また、リトアニアに駐留する独軍兵士の数を、現在の1000人から1500人に増強する見通し。