[8日 ロイター] - テニスの全仏オープン(OP)男子シングルスを制したラファエル・ナダル(スペイン)が、四大大会の第3戦となるウィンブルドン選手権に向けて左足の治療を行い、現在療養中だという。
ナダルはバルセロナで神経の痛みを軽減するためのパルス高周波法による治療を受けた後、マジョルカ島に戻ったと広報担当が8日に発表した。
広報担当は「すでに自宅にいて3、4日間は様子を見て体を動かす予定。治療の効果にもよるが、ポジティブな結果であればその後コートでのトレーニングに復帰する」と説明。一方で「来週2回目の治療が行われる可能性もある」と述べた。
ナダルは今年、全豪OPと全仏OPで優勝している。ウィンブルドン選手権では2回の優勝経験があるが、最後は2010年だった。