[15日 ロイター] - 男子テニスのハレ・オープンは15日、ドイツで試合を行い、ニック・キリオス(オーストラリア)が16強で第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)に勝利した。
キリオスは第1シードを5─7で落としたところから、続く2セットを6─2、6─4で連取して逆転勝利を収めた。
この試合ではキリオスが第2セットを2─0でリードした場面で、チチパスのサーブに対してリターンの位置に入るのが遅いと警告を受けたところで主審と口論になった。キリオスはその後、大会スーパーバイザーを呼び出して不快感を示した。
キリオスは試合後、「彼は私のプレーが遅すぎると言っていた。データ上では私は最も早くプレーする選手の1人だが」とコメント。その上で「気温30度でプレーすれば汗が手についてラケットが滑ってしまう。コートサイドにタオルを取りにいく必要があった」と述べた。