[モントリオール 17日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第9戦、カナダ・グランプリ(GP)は17日、モントリオールでフリー走行2回を行い、昨季王者マックス・フェルスタッペン(オランダ、レッドブル)が最速タイムを記録した。
今季ドライバーズランキングで首位に立つフェルスタッペンは2回目に、この日の最速となる1分14秒127をマーク。フェラーリ勢のシャルル・ルクレール(モナコ)、カルロス・サインツ(スペイン)がそれぞれ2番手、3番手に続いた。
ただし、2回目の後にルクレールのパワーユニットには今年3基目のコントロールエレクトロニクスが入れられた。規定を超えたため、同ドライバーは決勝で10グリッド降格のペナルティを科される。
個人総合優勝7回のルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)は13番手。アルファタウリの角田裕毅は17番手だった。なお、角田は規定回数を超えるパワーユニット交換を行ったため、決勝ではグリッド最後尾からのスタートが決定している。
カナダGPは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けて2年連続で中止となったため、3年ぶりの開催となる。